儲かるのは退屈なトレード | FX・株 手に入れれば億を稼げるトレーダーの秘密

儲かるのは退屈なトレード

A:車のチューニングアップしたんだ!
B:へぇ~。今時めずらしい。
A:500馬力にしたんです。
B:どお?
A:飽きた。
B:え!
A:最初すごい加速でマジ興奮したんすけど、
  いつも同じで飽きたっす。
  でも、ローン組んだんだよな~。
B:ローンの支払いで毎月どきどきと
  興奮できるからいいんじゃない。


今日は、トレードにおける脳の興奮度についてです。

興奮した脳の状態では冷静な判断力が欠如しますので
トレードにおける注意事項として、
認識していただければと思います。

まず最初に、神経伝達物質のドーパミンについて
簡単な説明します。

ドーパミンは放出されると強い喜びや満足を感じ、
それが報酬や動機に関連する行動に駆り立てます。

有名なサルを使ったリスクと結果に対しての
ドーパミンの実験があります。

実験内容は、

1.特定の色が表示され、レバーを引くと
 必ず報酬がもらえる。

2.別の色が表示され、レバーを引いても
 報酬はもらえない

3.更に別の色が表示され、レバーを引くと
 50%の確率でランダムに報酬が与えられる。

上記を順番に行う。

結果は、

1.最初の2~3回しかドーパミンは出ない。
 
これは、何回か報酬が出ると、
猿が刺激と反応の関係を理解し
報酬を予想するようになる為と
考えられる。

2.ある色では報酬が必ず出るのに
 別の色では報酬が出ないことに気づくと
 1回目と同じ容量のドーパミンが放出した。

これは、猿が学習の喜びを経験してるからと
考えられてます。
その学習の喜びは報酬があってもなくても
同じだということが証明してます。

3.猿は正しい色のときにレバーを引いても
 報酬がランダムで50%しかもらえない為
 むきになってレバーを引くようになり
 報酬がもらえる色が見えるたびに
 ドーパミンの量が上昇し、
 ランダムに報酬が与えられると、
 更にドーパミンの量が
 UPしました。


この1~3の実験をトレーダーに当てはめると、

1.利益が出てる状態

2.利益は度外視で新しい手法を発見したとき。

3.根拠なく勝ったり負けたりしている状態


となります。


私たちが求めるトレードとは

常に利益が出る状態です。

上記から考えるに、

*儲かるトレードは退屈!

こういう結論が導き出せます。




最後までお読みいただきありがとうございます。