[FX]IMFウェブサイトに再チャレンジ | 勤め人の投資

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四十代の勤め人が自分にもできる投資を悶々と考える。

 先日来、トルコの対外債務・外貨準備比率の元データを探し求めつつ挫折を繰り返しているけど、そんな中でこんなのを見つけた。

 WEO guidline Japanese OAP (imf.org)

 

 「ギリシャの実質GDP(Euro表示)と政府債務残高対GDP比の値を調べたい」という場合にどうすればいいかが書いてあるらしい。ちょっと情報が古そうだけど、参考にできそうだ。やはり目指すはIMFのウェブサイト。

 

 指示されたURLはまずココ。

 International Monetary Fund - IMF

 

 ページの体裁が変わってしまっているっぽい。けど、まあここかなーと思って"GLOBAL DEBT DATABASE"というボタンを押してみた。

 Global Debt Database (imf.org)

 

 "PRIBATE DEBT"(民間債務?)が6指標、"PUBLIC DEBT"(公的債務?)が4指標掲載されている。自分が探している情報は、まあPUBLIC DEBTの方だろうな。

 

 PUBLIC DEBTの一番最初に挙げられているのがCENTRAL GOVERNMENT DEBT(中央政府債務?)。最新データは2022のようだ。対GDP比(%)で表記されている。トルコは26.88%だそうだ。

 

 ちなみにエクセルファイルとしてデータをダウンロードすることも可能。1950年代くらいからの値が毎年分記録されている。ただ、対GDP比のデータだけで、債務残高自体の数字はわからない。とはいえ、GDPを調べれば対外債務を計算できるところまで来た。あともう一息だ。

 

 トルコの2022年のGDPは9,055億ドルだそうだから、政府債務残高は9,055億ドル×0.2688で2,434億ドルかな?

 

 欲を言えばもっと新しいデータを知りたいところだけど、とりあえず仮にこの残高が2023年12月時点で変わっていなかったとすると、債務残高2,434億ドルに対して外貨準備高が851.6億ドル…。比率は285.8%

 

 ここで、改めて以下の記事なんかを見て、「短期債務残高」と外貨準備高の比率を見ていることに気づいた。

 トルコ経済の現状と今後の注目点 (murc.jp)

 

 そうかー、債務の内訳まで見てみて、短期債務残高を知らないと、あまり意味のある考察ができないっぽいなー。

 

 これはどうやら、IMFじゃなくてトルコ政府自身が公表している情報を調べないとダメかな。どうやらトルコ統計機構(TUIK)という機関が公表していそう。

 

 ふー、今日はここまで。