今晩は米GDP | フューチャーズ・ブログ(仮

今晩は米GDP

資源エネルギー庁が水曜日に発表した1月26日現在の全国ガソリン小売価格は、前週比3.4円安の136.2円でした。

27週連続の下落。


2011年1月上旬につけた135.9円以来、約4年ぶりの安値水準となりました。


ただし調査を担当する石油情報センターは、今まで「来週も下がる」と連呼していたのが一転し、「原油価格は膠着状態にあり、潮目が変わる可能性がある」と指摘しています。



東京ガソリン
 日足 

5日・25日移動平均線 

ボリンジャーバンド(、3σ) 

一目均衡表 

MACD 

RSI相対力指数 


先物価格も、それまで続いていた止めどない下落が1月中旬から横ばい推移に転じてきました。


1月14日に5万円割れ寸前までゆきましたが、少し持ち直し、5万2千円~5万3千円あたりの水準での推移です。

5日移動平均線に絡みつく値動き。

過去5日間の平均値段と大差が無い、ボラティリティが小さな値動きであることを示しますが、MACD(マックディー)のヒストグラムはプラスになっており、小幅ながらもアップトレンドを示しています。


今日の東京ガソリン先限8月限は、52,480円(暫定値)で日中セッションクローズ。


東京ガソリンは、1キロリットルあたりの値段です。

リッターあたり52.5円ぐらい。


ただし、チャートは「先限つなぎ足」

現物受け渡しが来月に控えた期近の3月限は、リッターあたり換算で約49円となります。


精製コスト、流通コスト、業者の利益というのははっきりわかりませんが、25円ぐらいでしょうか。

これを加算して、消費税8%をかけると約6円。

ガソリン税が大きく、53.8円。


ぜんぶ足してみると約134円。


ガソリンスタンドでの小売価格の下げ余地は小さい、という計算結果になります。


確かに「潮目が変わる」かもしれませんね。






それでは今晩の予定です。

時間は日本時間(JST)です。



19:00 EU統計局発表

11月の失業率 

12月の消費者物価指数(CPI) 


失業率は、前回11.5%、今回の事前予想は11.5%で横ばい。 


CPIは、

前回 総合;前年比-0.2% コア(エネルギー・食品除く)同+0.7% 

今回の事前予想 総合;-0.5% コア+0.7% 


CPIのコアが横ばいなのに、総合の低下予想は、原油安の影響でしょうな。


この先行指標たるドイツCPIは昨晩に発表されましたが、予想以上の低下でマイナス転落でした。


なお、前回発表ではコアは横ばいながら、総合が予想以上に低下しマイナス転落しました(ユーロ圏CPI 2015-01-07 19:07:14)。

ECBがQEを決した一因になったと思えます。





22:30 米国商務省発表

第4四半期国内総生産(GDP)速報値


これは、速報値→改定値→確報値という3段階で発表されますが、今晩発表されるのは速報値。

学問的・長期的な経済動向を考えるなら確報値の発表まで待たなくてはなりませんが、市場へいちばん影響力を持つのは速報値です。

その国にとってGDPの発表というのは大きなイベントですが、世界最大の経済大国アメリカのGDPの発表は世界的な影響力があります。


前期の確報値は、前期比年率+5.0%、

今回の事前予想は+3.0%、 減速?


この第4四半期は、小売売上高や耐久財受注といった指標が強くありませんでした。

+5%という新興国並み、成熟した先進国としては驚きの伸び率を示した前期と比較すれば、伸びが鈍化するのは妥当な予想と思えます。



先日のFOMC声明は「どっちつかず」でしたので、強気になるべきか弱気になるべきかマーケットが迷っている節も見受けられます。


この米国GDPが、事前予想と比べて下ブレするか、上ブレするかで、方向性が形成されることも考えられます。

今晩の最大注目材料です。





23:45 米国シカゴ購買部協会発表

月の景況指数(PMI)

NY地区連銀製造業DI、フェラデルフィア連銀DI、ISM・PMIが景況「感」指数の御三家。

御三家にこの指数が割り込むのは、本命であるISMの前営業日発表であるため、先行指数とみなされるからです。

そのせいなのか、経験則で言えばこの指数に対してマーケットが顕著な反応を見せる時と無反応な時の差が大きいですね。

ちなみに中間が「0」になるDIと違い、PMIは「50」が中間となります。


前回は58.8、 今回の事前予想は57.5、 悪化?


60ポイントを超える水準を見せていたこの指標も、陰りが見えてきました。





23:55 ミシガン大学発表

1月の消費者信頼感指数(確報値)

アンケート対象者の人数が500人となる確定版。


300人の速報版では98.2

事前予想では、これが98.2で横ばいと見られています。









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