Follow the rats, you will see what truth is.
マトリックスはウサギを追いかけたら、真実が見えると言いました。バットマンではネズミを追いかけたら、真実が見えると。
2022年に公開された『The Batman』は、マスクの下に隠された真実、ということでブルース・ウェインのお父さんであるトーマス・ウェインが亡くなった真実と、ゴッサム・シティの政治とカネの闇、再開発を掲げた市の闇、逮捕劇と茶番が描かれています。
逮捕劇
茶番
どこかで聞いた言葉ですね。www
If you know, you know.
知ってる人は知ってる。www
知らない人は知らない。www
まさか、このバットマンでも匂わせ映画になってしまうとは。
今回の闇はとある『会員クラブ』に出入りしている人間が『どういう人間か』ということも注目のポイントとなります。
政治家
警察
検事
弁護士
裁判官
等など。
本来であれば、闇側の人間ではなさそうな人物が、こういった『普通ではない会員クラブ』に出入りしているということが、どういうことなのか、ということです。
表では権力を悪用して、振りかざしている輩の集まりと言えます。
真実を白日の下に晒す。
ブルース・ウェインの幼少期を描いた『GOTHAM』も、観てましたが、ゴッサム・シティはヒーローものの中でも『特に』闇深く、欲と犯罪に塗れた不気味な街ですよね。
派手ではないけど、ちょっと、ダーク感が強過ぎるヒーローです。
自分の目的の為なら手段を選ばない奴らの集まりなんで、物凄くDS感満載なんですが、この作品の中で描かれている茶番劇を是非、追ってみてください。
ネズミを追えば、真実がわかる。
犯人の謎解きに翻弄されるバットマンですが、ネズミ=スパイを追って事件の真相と解決に挑む不気味さ満載の作品となってますので、現在の状況と比べながら観てみてください。