見当つけてかかってきやがれ! | インベントリのペット

見当つけてかかってきやがれ!

こんにちは、インベントリでございます。
最近、GYAO で「座頭市物語」を観ました。


昭和の日本映画界の3大ヒーローといえば、ゴジラ、寅さん、座頭市で決まり!?ちがうかなあ。
ゴジラと寅さんは、いまでも比較的有名だからいいけど、座頭市の影が最近はうすいような気がするなあ。
まー、ビートたけちゃんの「座頭市」で、幕を引いた感じなのかもしれないねえ。


そういうわたしも、座頭市に関してそれほど詳しいわけじゃないのです。
たけちゃん座頭市がまあまあおもしろかったので、元祖勝新太郎の「座頭市」も観たっていうクチかな?
勝新さいご(と思われる)の「座頭市」は、おもしろかったです。
正直最初に観たときは、座頭市やりすぎ!ありえないほど強すぎ!殺しすぎ!って思いました。
でも、その迫力と、妙にはまったキャストたちの味のある演技にひかれ、何回か観てしまいました。


「いわば天下の嫌われ者だ!」っていうセリフ(うろおぼえだから微妙に違うかも)は、「座頭市」のちょっとエッチなシーンにでてくるセリフなんだけど、ある女親分さんの、座頭市がむかし切った好きな啖呵としてでてくるのです。
で、今回座頭市シリーズの元祖中の元祖、シロクロ映画「座頭市物語」を観たら、なんと座頭市がそのセリフを言ったのです!
シリーズの最初と最後の作品が、ちゃんとリンクしていたんですねえ。


シロクロ映画は、ちょっと観るまでは気が重いけど、いい映画なら見はじめたらあまり気になりませんねえ。「座頭市物語」は、わたしとしては気にならないほうの部類に入る映画です。
こっちの座頭市は、さいごの「座頭市」ほど殺しまくったりはしません。わたしが思うに、ここを出発点に座頭市シリーズが続いていくわけなのですが、その間にいろいろあったのでしょう。
天下の嫌われ者っていうのは、座頭市個人を指すのではなく、座頭市を含む渡世人全般を指しています。おそらく市さんは、やくざ世界のやり口がイヤでイヤで仕方がないのだと思います。それは、シリーズ最初の作品にも色濃く出ているように思えるのです。なんか最初から、座頭市はすごく挑発的です。
で、いろいろあって、最後の座頭市は斬りまくり、殺しまくり、なんじゃないかなーと。


ヒトオホカミもいま、座頭市にはまってます。


迫力ねー!  迫力ないねー。
月のない夜に、目が見えないのに提灯を持たされて歩く座頭市。闇討ちを狙うやくざたち。
「今夜は闇夜だってねえ」
提灯を吹き消す座頭市。
「これで5分だ。見当つけてかかってきやがれっ!」
カッコイー!
(セリフはすべてうろおぼえ。この場面も最初と最後に共通してるんだよ!)