★トレーニング→プラクティス→プレイ | 小さいうちこそ本物を! 絶対音感・リズム感・譜読み力

小さいうちこそ本物を! 絶対音感・リズム感・譜読み力

リトミックとピアノ教室19年の『さやか音感ピアノ教室』のブログです。
レッスンのこと発表会のことなど、横浜戸塚から発信していきます。https://sayakaonkan.wixsite.com/piano


練習には3段階あります。


今自分が、どのレベルの練習をしているのかを

考えながら練習する事によって、

焦らずステップアップして

行けるようになります。


譜読みして終わり。にならない為に、

又、先生から○を貰えなかったと

落ち込まないように…


練習のレベルを確認しながら

取り組んでみると

焦らず落ち着いて 

自分の音楽を深めていく事が

出来るようになります。


全て【練習】という言葉で

まとめられてしまうのですが、

英語に置き換えると

具体的になりますね!!


【レベル1トレーニングtraining→

トレイン。引っ張る。

レールの中をまっすぐ進む。


=譜読み、指遣い、拍子、調性。

アーティキュレーション、切ったり繋げたり。

フォルテでピアノの底を知る(この件については後日、タッチの話へ続く)

指がよろけない=トレーニングジム




【レベル2】プラクティスpractice

プラクティカル・実行、実践的な、実用的な。


=色々な表現を試す段階。

イメージを思い浮かべる。

例えば「あー」と言うのを

・面白そうにあー!

・悲しそうにあ〜

・ワクワクするようにあーっ!?

と言ってみる鍵盤で同じようにやってみる


(ピアノの場合は出す前が大事。それと離す時。正直それ以外の伸ばしている間は、音に変化はつけられない。)

レッスンではこの段階を重視します。



【レベル3playする=遊ぶ=


①と②の段階を経て自由に遊ぶ時。

好きに弾く、思い切り弾く。

発表会、コンサート、曲の仕上げで暗譜で弾く時


①と②を飛ばして③には絶対にいけませんね。

耳コピで①②飛ばしてしまうと、

実は自分の音楽が作れなくなっているんです。



当教室では、譜読み力を上げる為に、

鍵盤にセットした手は

【○のナチュラル・ポジション】

と言って、両面テープで貼ったように、

鍵盤に置いておきます。

たまには【半分フタ】や

【アイマスク】

【赤キー青でドミソ】など…

21年間の間に

色々と面白い工夫を考えました。

レッスンされている生徒様には

お分かりかと思います!


このように、

当教室の長年の独自の工夫で

絶対に楽譜を読めるようにして行きます。



★当教室では、すぐに答えを教えません。

分からなければ、疑問を持ち続け

なぜ?と自分の演奏を注意深く観察します

そして、自分で解決方法を考え出した時

本当の成長を遂げられるのではないでしょうか

ピアノを習う目的は

ピアノを思うように

自由に弾きたいから…


自由に弾ける人は

自分の力で困難を乗り越えてきた人です。

自分の力を信じて

毎日少しずつの取り組みを続けましょう。


例えば、

朝ドラは毎日たったの15分ですが

1年経つと、長大なドラマになっています。

毎朝15分で、立派なドラマになるのです。

皆さんもピアノで

ドラマを紡いで行ってください!



上手になるヒントは、

指遣いを守っている事です。

その為には、楽譜を見て手元を見ないように

頑張りましょう!

(パソコンのデスクトップとキーボードの関係と同じですね!)


写真は河津桜です🌸2月下旬で満開です