前回は「無言のツッコミ」がどうとかという話をしました。
今日はボケの話です。
●部下の失敗は新人類の「ボケ」
例えばこのような事例があります。
先日、部下のMくんがお客様の面談で、急遽当日休みました。
ITエンジニアの世界では、お客様先に常駐することが多く、
仕事をする前に面談することが多いのです。
一緒に働く人を事前に見ておき、ちゃんとやってくれるかどうかを判断します。
面談をする以前に休んでしまったら、面談で受かる可能生は0です。
受けてさえいれば可能性は1%でも2%でもあるのです。
Mくんは体調不良と言っており、気持ちは分からないでもないですが、
プロのITエンジニアとしては失格です。
これをお笑いに例えるなら、新しいジャンル、新人類の「ボケ」と言えるでしょう。
●ダメ出しよりも寄り添い
このようなミス・失敗に対して、一般的にはどのように対処しているか。
多くの方は、ミスを具体的に指摘し、「あれがダメ」「これがダメ」と言い続けることでしょう。
これが相手を変えようとする、いわゆる外的コントロール心理学となります。
営業の上司からは、厳しめなメールがMくんに出されました。
「そんな簡単に休んでいたら、エンジニアとして働くのは
難しいです。ちゃんとやってください」
これはこれで正論ですが、人間は正論だけで心動かれるものではないですよね。
私は、Mに対して「ダメ出し」よりも対策について考える時間を増やしました。
もちろん、全く怒らないわけではありませんが目線とジェスチャーで訴えつつ、
彼のエンジニアデビューをするための方法を一緒に寄り添いながら考えたのです。
・心配事があったら早めに相談する
・健康管理をするために、しょうが湯などを飲む
・健康管理をするために、しょうが湯などを飲む
彼自身から対策について話があったのは、ありがたいことです。
体調不良で休んだ1週間後、彼は面談に受かり、エンジニアとして第一歩を踏み出すことになりました。
完全に無言というわけではありませんが、「無言のツッコミ」を随所にいれたおかげで、
自ら積極的に改善提案するようになってくれました。
自ら積極的に改善提案するようになってくれました。
まだまだ語りたいことはありますが、今日はこのぐらいで。
Mくんのデビューを心から応援し、これからも寄り添いながら
「愛あるツッコミ」をしていきます。

