どういう形の愛なのかはわかならい
あなたと夜をともに過ごした
眠りに付くときと朝目覚めたときに、あなたが横にいる
ごく普通にある愛の形ではないから、ともにすごす夜は貴重でいとおしい
あなたへの想いがつのる時間
この想いを愛と呼んでよいのかどうかわからない
好きという言葉はうわごとのように何度も繰り返すけど
あなたと私の間にあるのは、いったいなんと呼べばよいのかわからない
ほとんどの時間をSEXのために使っているからといって
その欲望だけでつながっているとは思わない
しかし、愛という言葉を使っていいのかどうか
あなたはきっとためらうだろう
私も、その言葉を使ったとしても、中身が何かわからないから
たぶんつかえない
あなたと接するすべてに嫉妬する
逢えない週末は
一日に一回来る程度のメールでしかあなたと接することができない
いくら私の記憶の中で
私を愛するあなたの姿が鮮明だとしても
あなたに直接触れることができない
だから
あなたに接するすべてに私は嫉妬する
あなたと時間を共有する人々に
あなたと気持ちを交わす人々に
そして、もしかするとあなたと愛を交わす彼女に
たとえ少しの時間でも
会議が遅くなるからあきらめていたけど
会議の後に少し会えるよというあなたの言葉
「明日会えないからね、少しの時間だけど今日会おう」
時間にすればほんの1時間半くらい
それでも無理して作ってくれた時間
帰宅も遅くなり疲れるでしょうに
そういう時間で交わす気持ちは密度が濃く
私を見つめるあなたの目は
少し狂気が宿るようにさえ思うくらい強い視線で
見上げる私の気持ちを追い込む
まめじゃなくなるもの
オトコはしばらくするとまめじゃなくなるものなんだから
だからあっていないときにメールするのも面倒になるし
そういうものなんだよ、しらなかったの?
そういわれちゃうと、何もいえないよ
オトコはそういうものだって、だから仕方ないでしょってことだよね
モトカノにはもっと熱心だったこと、あなたの言動からわかっているのに
あなたに向ける気持ちを維持するためには言葉が必要なのに
それがなくなっちゃったら、自分の思い込みだけでこの気持ちを維持していくことになるよね
わたしの気持ちがさめること、怖くないのかな
よどみ
心がだんだんよどんでいくのがわかる
先週あったときにはあれほどピュアにあなたのほうを向いていたけど
ほんの2,3日のあなたの対応の仕方で
わたしの心は簡単に壊れてあなたとのことは苦しみとなる
たぶん、今のようなあなたの対応ではつのる一方
記憶の中のあなたの顔や視線や声や言葉が
全部、どこか遠くの世界のことのように思えて信頼できなくなる
言葉の大切さをわたしに説くけど
じゃあどうして、言葉をわたしに伝えることをこんなにも怠るのだろう
この苦しみが解消される言葉ってあるのだろうか
そもそも、解消されるだけの質と量が得られるのだろうか
ほんの少しの報酬で言うことを聞く情けない存在になっているように思えてきたよ
このままほうっておかれたら回復不可能レベルを越してしまうかも
