犬の社会化を考えるの巻
~第7回チワワレポート~
男は一歩外に出たら7人の敵がいるのでゴザル
油断はできないのでゴザルな~
お散歩は、ほかの犬や人に会って社会性を育むよい機会だそうです。チワワはお散歩をしなくても良い犬種といわれてますが、家の中ばかりにいて、家族としか接触していないと、ほかの犬や人と仲良くできなくなりますし、ドックカフェや旅行など行くにも社会性が身についていないと、初対面の犬や人に吠えたり、突然飛び掛ろうとしたりトラブルが起きやすくなると思います。
犬の社会化学習プログラムは、生後3ヶ月位で終了で(人間で言うと6~7歳)伝染病予防の為、まだ外出できない期間にあたりますが、この時期を過ぎると「恐怖心」「警戒心」が強くなってしまうので、それまでに犬や人に会い、車や電車、騒音などの外の刺激に触れて経験を積ませる事が大切なようです。この時期に玄関につれていってチャイムを鳴らしオヤツやおもちゃをあげてチャイムは楽しいことだと教えると吠えなくなるそうです。
2回目のワクチンが済んだら、抱っこして家の周りを散歩していいのですが、犬を下ろしたり、ほかの犬に近づけたりしないように注意します。首輪や胴輪は嫌がりますので、家の中で、ゆるくリボンを巻いて遊んだりして慣れさせます。
3回目のワクチン・狂犬病予防接種が済み、獣医師さんから許可が出たら地面に下ろしての散歩や、他の犬や人との交流を始めるのですが、急に大勢の人に触られたり、子供たちに囲まれたり、奇声をあげて追いかけられたりすると、人嫌いになるので気を付けます。また、犬でも相性があるので、初対面の犬との交流は注意して見守り、ノーリードの犬が来たらすぐ抱き上げて、愛犬の安全を守るようにします。一度犬に攻撃されると、犬嫌いになったり、恐怖から攻撃的になり吠えるようになるからです。子犬は疲れが早いので外出は短時間で済ませます。ペコフジは未経験ですが、パピー教室に参加できるといいと思います。
~青春プレイバック~
お外は好き! でも歩くのは嫌い
肉球は傷つくし 寒いし 暑いし 疲れるし・・・
ペコフジは、私が散歩をサボったせいで、社会化が不充分で、人、犬と仲良くできません。ペコは我が家に来た時から臆病で、小さいころは、何度か犬の多い時間に散歩して交流させましたが、ビビリまくって硬直し、震えて、歩くことすら嫌がったので、私もあまり散歩に行かなくなりました。5ヶ月を過ぎた頃に、偶然会ったチワワと一度遊べたのですが、それ以外は恐怖のせいか犬に吠えます。
犬慣れも含め、遊び相手にフジコを迎えてからは、逆にボス意識から、フジコと私を守ろうと吠えもひどくなり、人にも吠え飛び掛ろうとします。そしてフジコもペコに習って吠えるように・・・。
初めて行ったドッグカフェでは、ペコフジともに他の犬と挨拶できて喜んだのですが、次に行ったときにはダメでした。今では病院の待合室で犬がいると吠えて大変です。犬に慣れる為に散歩コースにくるおとなしい老犬と飼い主さんに頼んで犬慣れの練習をしていましたが、ペコの吠えが激しく、こっちも気を使うし向こうもこっちを見つけるとスーっと遠くへ行ってしまいます。誰だってかわいい愛犬が吠えられて、いやな思いをさせるのはいやですよね。当然の行動だと思うので、違う犬を見つけてもまた頼む勇気が出ません。
ペコは病院のお姉さんたちが大好きでものすごく懐いているので慣れれば人にも愛想よくできると思うのですがなかなかです。
