フジコと会った日のこと | チワワの青春

フジコと会った日のこと




~第二回チワワレポート~




プリティーショット




ペコを飼い始めてから半年ぐらい経った頃に一本の電話がありました。電話をかけてきたのはペコを購入したブリーダさんからで、内容は「メスでブルータンの子犬が二週間前に産まれたんだけど、見に来ない?」という事でした。その頃、ペコが家でひとりでお留守番をする事が多かったので、「お友達がいれば寂しくないだろうなぁ、女の子のチワワを飼おうかなぁ」と考えていたので、すぐに見に行く事にしました。その夜、ブリーダさんの家で見せて貰ったフジコは、生後二週間という事で、まだ目も開いてなくて、「こんなんでちゃんと育つんかなぁ」っていうくらい小さくて、とても可愛かったです。ただペコがスムースだった事もあり、次の子はロングコートがいいなと思っていたんですが、「もうちょっと成長してからでないと、ロングかスムースかはわからないねぇ~」と言われたので、とりあえず「成長してロングコートだったら購入します」っていう条件付で予約をして、その日は帰りました。それからまた二週間が経ち、ブリーダさんから「ロングコートやったよ」と連絡があり、フジコを購入する事が決まりました。次の週にフジコを引き取りに行ったんですが、目もだいぶ開いてて、ヨチヨチだけど歩いてて、初めて見た時よりもさらに可愛く見えました。値段は13万円と私にしたら高かったんですが、全然惜しいとは思わなかったです。こうしてフジコは私の家族の一員になりました。




青春PLAY BACK







一番心配だったのはペコとフジコが仲良くできるかどうかだったんですが、ペコの父性が強かったのか、フジコのオシッコの世話や耳掃除、涙を舐めたり、お水やオモチャを欲しがるとすぐに譲ってあげたりと、獣医さんが褒めてくれるほどの世話焼きぶりで、ブリーダーさんが、「お母さんになってあげてね」とペコに言ったのが分かっているかのようで安心しました。来た当初のフジコは、触られるのが嫌いで、抱くと「ぐぅ~ぐぅ~」と怒って噛み付いて、「ほっといてよ!」って感じで隅っこに逃げて行ってたんですが、犬は生後二ヶ月程は、母親の元で犬の社会性というのを覚えるらしく、そういうのを覚える前に母親から離したので、「可哀想な事したな、もらってくるの早すぎたせいかな」と、少し後悔しました。現在は、そんな事も無くなり可愛い性格になってきています。



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