「十年待ったら なんか いいこと あるの?」
真奈ちゃんは笑いながら
「井上くんに とっていいことか どうか
分からないけど・・・ んー 彼女がいたらどうか
分からないけど 十年まって」
「じゃ・・・十年まってみるよ」
「ねぇ あとお願いがあるんやけど 」「何?」
「私が結婚したあと 井上くん には
太っていてほしい」「何で?」「どうしても」
そのころの体重は68kg 小太りでした。
「ねぇ 結婚したあと 私はどうなって いて欲い?」
「そうやなー もう少しやせていたほうがいいかな」
この後 僕はずっと後悔する一言を
いって しまいました
「あと 出来たら子供はつくらないで いてほしい」
女性にとって子供を生む 生まないは
とても重要なことだと 今は分かっていますが
そのころはまだ自分のことでいっぱいでした
そんな感じで もう少し電話は
続けることになりました
次の日「昨日いった 子供のこと やけど
あれは冗談やから」とは言いましたが
すぐに 日にちはたち 3日前に なったとき
真奈ちゃんのほうから
電話は今日まで と言ってきました
そこで僕は「最後にもう一度会わないか」
といいました 少し迷ったようでしたが
もうこれで会えないであろう
二人は会うことにしました
場所は二人がお見合いで
始めて出会った 喫茶店でした