明石城 (別名・喜春城、錦江城)
日本の名城 都道府県別ベスト10 兵庫県:第六位
構造:平山城 / 国重要文化財 2棟
天守閣:無し 天守台のみ
築城主:小笠原忠真 / 築城年:元和五年(1602)
主な城主:小笠原忠真 本多氏 松平氏 大久保氏 松平氏
建造物:櫓 門(移築現存) 遺構 石垣 水堀 堀切
今回は明石城の建築物の写真です
坤櫓(ひつじさるやぐら:現存/国 重要文化財)
本丸の南西端に築かれた三層の隅櫓
明石城最大の三層櫓で天守の役割をしていた
桁行6間(10.90m)、梁間5間(9.09m)、高さ7間2尺9寸(13.60m)
二層は唐破風の上に千鳥破風が重なる二重破風
伏見城からの移築で豪華な破風がある
(地元ガイドさんの説明)
天守台から望む
内部公開(無料)されていました
巽櫓(たつみやぐら:現存/国 重要文化財)
本丸の南東端に築かれた三層の隅櫓
桁行き5間(9.09m)、梁間4間(7.27m)、高さ7間1寸(12.19m)
船上城と三木城の廃材を利用して建てられた櫓ですが
昭和57年の修理と 今回の震災後の修理調査から
寛永八年(1631)の火災のおり被害に合い
建てなおされた物であるようです
実は伏見城から移築され現存する建物がもう一つあります
城主屋敷のあった居屋敷郭の表門になる 切手門
現地説明版ヨリ
明石市指定文化財 (昭和四十五年度)
建造物「月照寺山門」
元和四年(1618)小笠原忠政が徳川秀忠から伏見城薬医門を拝領、明石城の切手門とする。
明治六年 月照寺山門 として移し建てられた
明石市教育委員会
瓦には 葵の紋
奇数月の土日祝日に 坤櫓
偶数月の土日祝日に 巽櫓 が公開されます
また偶数月に再訪するつもりです
11月14日(日)まで 明石公園中央園路及び正面入口付近で
「第82回明石公園菊花展覧会」が開催されています。
明石駅(JR 山陽電車)北すぐ
明石公園 HP
http://www.hyogo-park.or.jp/akashi/
明石城跡 HP(明石公園HP内)
http://www.hyogo-park.or.jp/akashi/contents/sisetsu/map01.html