最近嫁さんの言っていることを理解するのが上手くなりました。例えばこんな感じ。
嫁:「焼肉がいいわ!でも牛さんが民営化されるとちょっと不安よね。」
翻訳⇒「焼肉が食べたい!でもアメリカ産の牛肉が輸入再開されるとちょっと不安で食べられない。」
犬嫁日記#13:「サイキック インプレッション」の巻
先日、嫁さんの母上が上京してきました。
嫁:「今からお母さんを東京駅に迎えに行ってくるから。」
僕:「一緒に行こうか?」
嫁:「宅配便が届くからあなたは家で待機してて。」
僕:「また代引きじゃなかろうな?」
嫁:「ちいさい男!お母さんの荷物よ。じゃあね。」
そして登場した嫁母は、まるで自分の家のようにリラックス。
嫁母:「豆乳鍋作ったから食べなさい。」
嫁母:「ムール貝買ってきたから、ほらすごいやろ!食べなさい。でもほんとはこれどうやって食べるんが正解なんやろ?ま、食べなさい。」
嫁母:「ボージョレー宅配で送ったけど、冷やしてくれてる?飲も。あのあれ持ってる?
何とかいうの?」
僕:「ワインオープナーですか?」
嫁母:「そう!それで開けて。」
嫁母:「あー、おいしいな!やっぱりボージョレーやね。」
K-1の決勝戦がTVで始まったので見ていると、
嫁母:「あっ!!忘れてた!チャンネル変えて!NHKにしてNHKに!健さん見なあかん、高倉健さん!」
嫁母:「やっぱりいいわ!健さんは。ところでこの中国で撮ってる映画の題名は
なんていうの?」
僕:「単騎、千里を走る。ですか?」(TVにテロップで出ている)
嫁母:「そう!それ。お母さんこれ観に行きたいんよ。」
嫁:「お母さん、クオン・サンウのDVD持っていく?貸してあげるよ。」
嫁母:「じゃ、お母さんヨン様のあれ貸してあげる。
ほら、あのあれよ、何とかいう…」
僕:「冬のソナタですか?」
嫁母:「そう!冬ソナ!あれは最高よ!なんとかいう女の子もまあまあいいし。」
僕:「チェ・ジウ。」
嫁母:「そう!その子!」
嫁:「でもお母さん、悲しき恋歌の前のドラマもすごくいいよ。あの…ほらほら…
何とかっていうタイトルの。」
僕:「天国の階段。」
嫁:「そう!天国の階段!脇役の人も味があってね、なに兄ちゃんやったっけ?」
僕:「テファ兄ちゃん。」
嫁:「そうそう、それそれ。いいよお母さん。」
嫁母:「でもお母さんはやっぱりヨン様がいいわ。あの子は優しい子よ!」
このふたり、確実に親子です。そして僕はニュータイプに一歩近づきました。
苦難は次回へ続きます。犬