ここ数か月、有料版のChatGPTの能力に、唖然としています。

 

医療情報は、最終的には人間のチェックが不可欠ですが、

それでも、発信力などはAIの助けを借りると、

効率よくアウトプットが可能になります。

 

👇こちらの記事も、参考にどうぞ・・・

 

 

さてさて、一人で仕事をしていると、

時々、相談相手が欲しくなったりするのですが、

AIと症例検討してみたら、どんな感じなのか、

ちょっと試してみました。

 

 

 

甲状腺機能亢進症疑いで、検査した猫さんについて…

 

 

4か月ほど前、外で熱中症で倒れていた所を保護された猫について症例検討。


正確な年齢は不詳。

保護時の体重は2.26kg。

現在の体重は2.5kgです。


保護主さんからの主訴は、

『食欲が強く、たくさん食べるが、体重がほとんど増えない』というもの。


以前、甲状腺機能亢進症の猫を飼っていたこともあり、

甲状腺疾患を気にされています。
 

甲状腺機能亢進症の際に、よく症状として現れる頻脈はありません。

また、触診上、甲状腺の明らかな腫れは触知されませんでした。
 

 

甲状腺ホルモンを数値で確認したいとの事でしたので、

採血し、検査センターへ依頼しました。


結果は、血清総サイロキシン(T4)は、5.5μg/dLでした。

検査センターの参考基準値は0.8~4.7μg/dLです。


この猫にどんなアプローチを行うか、一緒に検討しましょう。
 

ChatGPTの判断が、AIとは思えない回答で驚きました。

"機械的"に数値の判断をして、

思考停止のような回答が出て来るかと思いきや…

 

👇👇

 

 

要は、

この猫は血清総サイロキシン(T4)値が基準値をわずかに超えており、

甲状腺機能亢進症の可能性があります。

 

ただし、T4の軽微な上昇だけで他の明確な症状がないため、

追加検査や即時治療の必要性は慎重に判断すべきです。

 

追加検査の検討、経過観察、定期的な健康チェックが推奨され、

飼い主さんには現状の説明と今後の対応の重要性を理解してもらう必要があります。

 

猫の全体的な健康状態や生活環境を考慮し、飼い主さんと協議を行うことが重要です。

 

というもの。

 

 

9割がた、私も同意見でした。

 

『基準値の概念、基準値と測定値を比べて、

"高い・低い、範囲内"を判定するだけなら、

小学生でもできること』

数値をどう読み取るか、判断するかという人間味のある部分も、

AIは出来るようになってきてるなぁ・・・と、

 

驚きと、若干の怖さも感じました。

 

 

情報発信をする側としては、"文句を言わない使い勝手の良い相棒"

大いに活用させて頂こうと思います

 

 

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