※一般的な検査項目について、概要を記事にしています。

検査は同じ数値でも、検査目的や個体差によって解釈が変わります。

受診患者さん以外で、お電話等でのご質問にはお答え致しませんので予めご了承ください。

 

 

  SDMA(対称性ジメチルアルギニン)

 

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腎臓から排泄される代謝産物(身体の中で、できたゴミ)で、

早期の腎臓病の発見に用いられる腎機能マーカー

 

IRIS (国際獣医腎臓病研究グループ)の慢性腎臓病ガイドラインに、

クレアチニン・血圧・ 尿中蛋白クレアチニン比 (UPC) に加え、

クレアチニンよりも 感度の高い腎機能マーカーである可能性がある』

として採用されています。

 

SDMAの数値だけで判断することなく、

体重の変化や、一般症状に気を付けることも重要です。