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※一般的な検査項目について、概要を記事にしています。
検査は同じ数値でも、検査目的や個体差によって解釈が変わります。
受診患者さん以外で、お電話等でのご質問にはお答え致しませんので予めご了承ください。
TP(総蛋白) TP=ALB+GLOB
血液中のタンパク質の総量(Total Protein)です。
栄養状態、肝・腎機能や免疫機能の指標となります。
血液中の水分が少なくなると(脱水状態)、
相対的に、TPの数値は高くなります。
ALB(アルブミン)
血液中に含まれるタンパク質のうち、
主に血や肉となる、身体を作る成分となるたんぱく質の量です。
上昇は脱水、
上昇は脱水、
低下は肝臓、腎臓、腸などの疾患や出血などが疑われます。
ALBの数値が2.0g/dL以下の場合、
体内のたんぱく質がかなり不足しているなという印象を持ちます。
GLOB(グロブリン)
血液中に含まれるタンパク質のうち、
主に抗体などの免疫システムに関係する役割をするたんぱく質の成分です。
上昇は脱水、感染、腫瘍、
上昇は脱水、感染、腫瘍、
減少は免疫不全の疑い、
幼若動物は正常でも低めです。