※一般的な検査項目について、概要を記事にしています。
検査は同じ数値でも、検査目的や個体差によって解釈が変わります。
受診患者さん以外で、お電話等でのご質問にはお答え致しませんので予めご了承ください。
ALT
肝臓に多く含まれている酵素です。 主に肝臓のダメージの指標として用いられます。
ALTの上昇は、あくまでも肝細胞が壊れた(負荷がかかった)という事の目印です。
肝機能が悪いという事と必ずしも同じ意味ではありません。
たとえば、避妊手術前の麻酔前検査で、発情期の猫の場合、ALTが若干高めの子がいます。
肝機能検査は？
肝機能検査は、ALB,BUN,T-Cho,GLUで判断します。
「肝臓」という工場で作られる製品が少なくなっていることを確認する、というイメージです。
