誰かと物作りをするということ。
自分にない見方から広げてくれて
思ってもみなかったものが生まれる。
私は人と関わることが上手いわけでも
人と何かをするのが得意なわけではない。
昔は泣き喚いて自分がやりたいこともわからぬままだったものが
ただただ少し見えて来ただけの未熟者である。
更に途轍もなく弱い。
だからほんと、
はじめは自分が『やりたいなぁ』って思っただけのことを
一緒にどんどん形にしていける仲間が居てくれることが嬉しくてたまらない。
ぜんぜん売れてるわけじゃないし。
この歳になって
『これからやからね！』
だけでやれるわけなんてない。
なのに。
なのに。
なんて素敵な人たちなんだ。
でも、
つまりは。
ってところだから。
ほんとにいっこいっこでも、すこしすこしでも。
意味のあることを続けていきたい。
なんとなくでなんか
やれるわけがないのだ。
毎回不安で不安で押し潰されそうになるけど、
やってることは明るくないのに
楽しそうに帰っていくお客さんの顔とか声。
やり切って立てなくなるくらいの感覚と
それにプラスして次のことを考えられる興奮。
満足したとは思ってないけど、
でも、やったー！って、言える。
共に作った人たちと、今度はこうしよ！って未来を話せること。
もう何にも変えがたいもの。
そのためならどんな大変なことも大変なんて思わないんよ。
やりきったらどんな結果でも受け入れられる。
(ほんとの意味でやり切るなんてなかなかできひんけどさ)
だから
足を止めることは出来ない。
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来てくれた人たちが
その日から人生を変えることはきっとない。
だけど、何か強烈なひとつ、残したいよね。
だって来てくれるってすごいことだよ。
ふとした瞬間にその空間を思い出して心が動くようなもの。
完全に日常を忘れてしまうもの。
そして日常に帰ってきたときに、
なんだかちょっとだけ見えるものが増えてるみたいな。
全員が満足して大好きなものなんてない。
だけど、
なにか、どんな感情でも
普段味わったことのない感情と体験をあげる。
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なにより
楽しいことがしたい
のだ！