杏ちゃんは踏切が苦手です
いつもは15メートルくらい距離をとって、踏切がカンカンいうのを見ていますが、今日は頑張って踏切に近づいてみました
でも、3枚目の位置が今の杏ちゃんの限界です
実は杏ちゃんがパピーだった頃に、お散歩トレーニングしていたら、工事現場を通り過ぎるときに、運悪く、ドッドッドッと急に工事が始まったんです
杏ちゃんはその音にびっくり仰天してしまって、それ以来しばらく、急に鳴る大きな音に敏感になってしまいました…
みなさんのワンちゃんにも苦手なものはありませんか
苦手なものを克服するには、ゆっくりゆっくり慣らしていくことが大切です
まずは、ワンちゃんがガマンできるレベルから初めていきます。
杏ちゃんの場合は、踏切が鳴っても落ち着いて待てる距離を調べるところから始めました。
(まぁ、それがいつもの公園の場所でした)
数日間は、この位置から踏切を眺めて慣らしていきます。
この位置で余裕が出来てくると、お菓子を食べたり、アイコンタクトが取れたり、踏切以外に意識が向けられるようになります。
そうしたら、次は少しずつ踏切との距離をつめていきます
ここで欲を出して距離を詰めすぎると、ワンちゃんは再びパニックになり、イチからやり直しですので、
ワンちゃんがガマンできるレベルを見誤らないように
しましょう
例えば、
ドライヤーが苦手
宅配便の台車が苦手
車に乗るのが苦手
などなど、ワンちゃんが苦手だけど、生活からは無くせないものなどは、早めに治してあげたいですよね。
ドライヤーが苦手なワンちゃんの場合は、まずは「ドライヤー本体(コンセントにさしていない)が近くにあっても大丈夫になる」という練習から初めてみるのもいいと思います。
慣れてきたら、遠くで短時間だけスイッチを入れてみるなど、刺激を徐々に強くしていきます
宅配便の台車など大きな音が苦手だったら、音を録音したり、アプリを使って小さな音で慣らしてみるなどもいいですね
杏ちゃんの場合は、踏切のカンカン
車が苦手な場合(杏ちゃんはこれも苦手)は、まずはただただシートに座るとか、クレートに入って車に乗るという練習から始めてみるといいと思います。エンジンもかけずに、ほんの数分乗るだけの感じです。
この状態で10分くらいいられたら、エンジンをかけて1分待つや近所を5分ドライブなど少しずつレベルを上げていきます
ワンちゃんの車酔いは、
不安や緊張
が原因になっている場合も多くあります。
車に乗っても不安にならないよう練習すれば、酔わなくなる可能性もあります
社会化期のパピーちゃんは、好奇心が旺盛なうちに色々な生活音(テレビ、電話、洗濯機、掃除機、チャイム)に慣らしてあげてくださいね