チェキ | I-Def.

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名古屋の小さな芸能事務所I-Def.です。
所属タレント:ひまりかのん、夢縫あいす

 さて、今回、物販で地下アイドルとチェキを撮りました。彼女たちの物販は、CDもTシャツも缶バッチも何もなく、机の上には彼女の名前と「物販最後尾」と書かれた紙が置いてあるだけでした。物販って何も置いてないし、むしろ、準備中なのかなと少し様子を見てたんですが、一向に何か出てくる様子がありません。仕方ないので、ノコノコ彼女の前に行き、「何を売ってるの?」と尋ねる始末です。

「わたしたちはグッズとか、まだできてないんで、チェキを撮ります」

 みたいな応えが返ってきました。話を聞いたら、そもそも結成してまだ日が浅く、むしろ、オリジナルの曲すら無さそうでした。ライブでやってる曲は他のアイドルの曲であり、たまたま、わたくしはでんぱ組.incも私立恵比寿中学もあえて聴かないようにしてるので(これ以上、手を広げる余裕はありません)、全然知らない曲で新鮮でしたが、プロとして自分の曲が無いのは寂しい気もします(48グループも自分の曲が無い子がたくさんいるが)。

 曲にしろ、グッズにしろ、作るにはお金がかかります。わたくしがいつも観てるアイドルは48G、Hello! Project、スターダスト3Bjuniorであり、どれも巨人です。巨人たちと地下の違いは、巨人たちは先ず資金があってタレントを作りますが、地下はタレントがあって資金を作ります。これはどっちが良いとか悪いとかいう話ではなく、小さなプロダクションではそうするしかありません。

 逆に言うと、地下のアイドルたちが活動するには、自分たちでお金を産み出し、それを回していかなければなりません。自転車を漕いで前に進むしか道は無いのです。

 チェキとか写真と言うのは、お金を産み出そうとした時、とても効果が高い方法だと思います。特にチェキはその場で写真ができるので、すぐに客に渡す事ができます。チェキ本体が1万円弱、フィルムが10枚で1000円弱です。地下の彼女たちは2枚で1000円で売ってました(2枚1000円というがポイントで、1枚500円だとお釣りを用意する必要があるし、推し以外の子の顔も売れる。または推しを2枚とかお得感がある)。10人にチェキを売れば元は取れます。宣伝費と考えても格安でしょう。

 博多のLinQが生写真売って、それに落書きするついでにお話しして好評のようなんですが、地下の彼女たちもそんなカンジでした。ツーショットでチェキ撮って、それに日付、場所、サイン等入れて、ちょいちょいお話して。最後に笑顔で握手していただけまして、普通にファンが掴めそうなカンジで。

 チェキとか写真は、少ない資金で効果を最大限上げる事ができると思います。顔を売るにはこれ以上ありません。特にわたくしみたいな初めて見て、「おっ」て思ったような者は、そのまま帰ると忘れてしまいます。なんですけど、チェキみたいに顔が残る物があるとなかなか忘れません。

 昔、キャバ嬢の名刺に写真入りの物が流行りましたが(最近は費用対効果が薄いので誰も作らなくなった)、これも顔を覚えてもらうためでした。チェキは同じ効果があり、かつ、それ単体で利益を産みます。

 持たざる者は色々考えてやってるんだなと思ったし、そうすべきなんだろうなと思います。


※昨日撮ったチェキ。つうか、無断掲載。