TPP | I-Def.

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名古屋の小さな芸能事務所I-Def.です。
所属タレント:ひまりかのん、夢縫あいす

 そんな訳で本日の朝ご飯は以下。

・カツ丼
・味噌汁

 昨夜は19時に寝て、今朝は1時に起きました。んで、2ch見てたら、カツ丼が食べたくなったので、作って食べた次第。

 さて、日本もTPP交渉に参加する事になったんですが、どうも「TPPとは何ぞや?」というのが多くの国民の意見ぽく、とりあえず、「安いカルフォルニア米が輸入されるから、誰も日本の米なんか買わない。だから、米農家存亡の危機」みたいな印象なのかなと思ってます。

 少しわかってる人だと、「日本の国民皆保険制度が無くなる」とか、「海外投資家が日本政府に対し、多額の賠償請求を要求してくる」みたいな事もあるのかなと思いますが、この辺りは可能性としてはあるねというレベルであり、TPPが締結されたら、即座にそうなるという物でもありません。ただ、わかりやすいので、反対派がその辺りのリスクを出してきて、それが膨らんできているような有様で。

 さて、TPPつうのは、環太平洋戦略的経済連携協定の略で、以下の4カ国が関税や非関税障壁を全部無くして、自由に貿易しようつう協定です。

・シンガポール
・ブルネイ
・チリ
・ニュージーランド

 で、今回、参加国を増やそうとしてまして、参加しようとしている国は以下。

・アメリカ
・オーストラリア
・ベトナム
・ペルー
・マレーシア

 で、これに日本が入ろうかな、入らないでおこうかなつうのが、一連の騒ぎです。

 関税や非関税障壁つうのは、物を輸入する時に税金やらルールを設け、外国製品を国内で売りづらくする物であり、これによって国内産業の保護が行われています。日本の場合、わかりやすいのが米で、米1Kgにつき351円ちょいの関税がかかります。現在、スーパーで米10Kgが3~4000円ぐらいで売られてますが、外国から米を買おうとすると、それに3511円ほどの税金が上乗せされます。

 タイ米は日本の米と比べて味の面で話になりませんが、国産米に近い米国カルフォルニア米と言えども、国産米に比べて質は落ちますので、値段が同等以上なら我々消費者も買おうという気が起きません。

 なんですけど、この関税が無くなりまして、例えば、カルフォルニアの広大な農地で大量生産される米が、現地価格のまま国内流通に乗りますと、円高の関係もあって、国産米の半分の値段とか、かなり安くスーパーに並ぶ事になります。そうすると、当然、それを買う人も増えてきまして、ただでさえ赤字の米産業(米農家は政府が補助金を出してるので成り立っているが、それが無ければ赤字)が壊滅するのではないかみたいな危機感もあったり無かったり。

 ただ、個人的には、農業についてTPPの影響ってのは、言われているほど大きくはないと思ってます。米にしても、うちの親ですら、安い政府米なんか買わずに少し高めの北陸や東北産100%の米を買ってますので。昔、米不足でカルフォルニア米を輸入した時も、評判は良くなかったですし。そもそも、牛肉の話だって、確かにわたくしは安いオージー牛のステーキを喰ったりしますが(だって、霜降り米沢牛が3000円もするのが、筋張ったオージー牛は200円もしないんだもの)、だからと言って国産牛は別に駆逐されていませんし。

 最近の食料品の高さは、個人的に問題視しており、安く品質の悪い輸入品と、高く品質の良い国産品を消費者が選択できる事は、色々な面で好ましいのではないかと思ってます。ただ、TPPは非関税障壁の撤廃も含まれておりまして、それには日本の食の安全基準も含まれております。これが問題かと。

 元々、日本の食料品に対する安全基準は世界的に見ても厳しい物であり、米国では普通に流通している物でも日本では基準に満たさないと流通できない物が多いです。遺伝子組み換え大豆とか、BSE(牛海綿状脳症、俗に言う狂牛病)が出た牛に対する基準とか。つうか、米国はこの辺りがかなりザルであり、多少危険でも流通させてしまいます。米国の場合、「消費者がリスクを取る取らないで選択すれば良い」みたいな風潮がありますので。自由の国、アメリカですから、消費者の選択の自由を保障してるみたいな。

 これは食料品に限らず、薬剤にも言えまして、アメリカは副作用が強かったり、むしろ、副作用で別の病気になるような薬が平気で流通してますが、そういう危険な外国産薬品が一般薬局(どころかスーパーマーケットに)の店頭に並ぶなんて事も考えられなくないつう話で。

 この日本独自の安全基準が、非関税障壁と見なされる可能性があり、つうか、米国なら絶対に見なすだろう、色々と前科があるつう事で、TPP反対が叫ばれています。この非関税障壁という曖昧な物の撤廃までうたっているのが、TPPの問題であり、とは言え、これを撤廃しないとTPPの意味も無く、つうか、実際問題として、TPPって夢物語なんですけどね、ぶっちゃけ。

 ブルネイとかチリみたいに貿易高も少なく、それほど貿易に依存していない経済構造ならTPPは相互補助みたいな効果があり有効だと思うんですが、日本や米国みたいな貿易高が莫大な国について、完全な貿易自由化なんて問題ばかり多いと思うんですが。欧州が通貨統合をしましたけど、ギリシャの経済危機なんか見てると決して成功してるとは思えません。特に今回のTPPは乱暴なところがかなりありまして。つうか、オバマ大統領の点数稼ぎでしょ、ただの。日本の民主党は空前のボンクラどもの集まりですが、米国の民主党もかなりボンクラなので。民主党という名前の政党は、古今東西ダメな政党だなぁ。

 わたくしの個人的な意見として、TPPはそれほど反対ではありません。ただ、内容がかなり乱暴であり、リスクが高いと思ってます。確かに物作り立国日本(笑)という立場からすると、関税撤廃(つうか米国だけに対して)の魅力って高いと思います。特に自動車と電化製品。なんだけど、それで米国の失業率が上がって、昔の貿易摩擦の時みたいに日本製品打壊しデモとか起こってもと思いますし。

 つうか、関税がどうのこうのより、円高是正つうか、通貨供給量を増やした方が、よほど経済効果があると思うんだけど。