三津田 信三 (著)
分類:ホラーミステリー・家にまつわる話
【ストーリー】
奇妙な原稿が、ある新人賞に投稿された。“私”は友人から応募者の名が「三津田信三」だと知らされるが、身に覚えがない。そのころ偶然に探しあてた洋館を舞台に、“私”は怪奇小説を書きはじめるのだが、やがて日常は徐々に怪奇なモノに浸食されていく…そして。
【思うコト・感じたコト】
ホラー大好きなオイラにお気に入りの一冊。
著者自身が主人公として登場し実際に氏が棲んでいた街、家(館)、体験を盛り込んで紡ぎだされた怪奇譚。
舞台は主人公がたまたま見付けて「どうしても棲みたくてしかたなくなってしまった《館》」。
初めのうちはほんの小さな違和感から始まり、やがてその小さな違和感が徐々に這い寄って来る様な、あるいは遠くにいたはずなのに気がつくと隣に来ている様なゾワゾワとした感覚を覚える。
基本的に日常の風景が細かく描かれているのだが、話が進むうちにその日常の風景が一変し、後戻りの出来ない様な寒々しいものへと変わっていくのが非常に怖い。本当に起こっているのか?それとも只の妄想か?
やがて時間の感覚すらも狂っていき最後は…。
終盤に向けて加速度的に高まっていく異常な雰囲気がこの作者の持ち味だと思う。ネタバレになるので書けないが最後の30~40ページは必読!
あとがきによると、本書の内容は実際に起こったことをもとに書かれているらしい。一体何処までが本当で何処からがフィクションなのか考えてみるのも面白いと思う。
ホラー色が非常に強いがミステリーの要素も多分に含んでいる為、謎解きが好きな方にもオススメ。
フレドリック・ブラウン (著), 稲葉 明雄 (翻訳)
分類:SF・多次元宇宙もの
【ストーリー】
1954年のある夜、SF雑誌の編集者キース・ウィントンは月への第1号ロケットの墜落に巻き込まれる。大爆発により死亡したと思われたキースだったが…彼は生きていた。
しかしそこは、一見彼が見知った世界ではあったが、実はすでに宇宙旅行が実用化されて数十年が経ち、街を月人の観光客が闊歩し、さらには大英雄ドペルの指揮の下で「アルクトゥース星人」との戦争が行われている全く別の世界であった。
【思うコト・感じたコト】
所謂、多次元宇宙(もしもの世界とかバラレルワールドとか言われる考え方)ものの古典として有名らしい。らしいと言うのは、そもそもこのタイトルにつられてついつい手に取ってしまったので読み終えるまで全然しらなかったのだ。
50年も昔に書かれたモノなので登場する世界観は当然古いが、その発想や考えは現在でも何ら色褪せることは無い秀作。
あとがきで書かれていたが、著者のフレドリック・ブラウンはこの物語が処女作であると言うからその完成度にはビックリさせられる。
主人公キースは、似て非なる世界で孤独に苛まれつつ何とかもとの世界に戻ろうと奔走する。全く違えば1つ1つ用心しながら進めるが、極めてもとの世界と同じなのに状況は全く違う世界では普通の行動すらどのような結果をもたらすかわからない恐怖。その中で少しずつ変わっていくキースの心。そして、明かされるこの世界の真実には「やられたっ!」と思わずにはいられない。
ストーリーはややシリアスな展開ではあるものの、グロテスクな表現は無くレトロな雰囲気さえ気にせず読めるのであればくページ数も決して多くないのでSF初体験でもアリかと思う。
分類:SF・多次元宇宙もの
【ストーリー】
1954年のある夜、SF雑誌の編集者キース・ウィントンは月への第1号ロケットの墜落に巻き込まれる。大爆発により死亡したと思われたキースだったが…彼は生きていた。
しかしそこは、一見彼が見知った世界ではあったが、実はすでに宇宙旅行が実用化されて数十年が経ち、街を月人の観光客が闊歩し、さらには大英雄ドペルの指揮の下で「アルクトゥース星人」との戦争が行われている全く別の世界であった。
【思うコト・感じたコト】
所謂、多次元宇宙(もしもの世界とかバラレルワールドとか言われる考え方)ものの古典として有名らしい。らしいと言うのは、そもそもこのタイトルにつられてついつい手に取ってしまったので読み終えるまで全然しらなかったのだ。
50年も昔に書かれたモノなので登場する世界観は当然古いが、その発想や考えは現在でも何ら色褪せることは無い秀作。
あとがきで書かれていたが、著者のフレドリック・ブラウンはこの物語が処女作であると言うからその完成度にはビックリさせられる。
主人公キースは、似て非なる世界で孤独に苛まれつつ何とかもとの世界に戻ろうと奔走する。全く違えば1つ1つ用心しながら進めるが、極めてもとの世界と同じなのに状況は全く違う世界では普通の行動すらどのような結果をもたらすかわからない恐怖。その中で少しずつ変わっていくキースの心。そして、明かされるこの世界の真実には「やられたっ!」と思わずにはいられない。
ストーリーはややシリアスな展開ではあるものの、グロテスクな表現は無くレトロな雰囲気さえ気にせず読めるのであればくページ数も決して多くないのでSF初体験でもアリかと思う。
おそらく知人に何も知らせず始めたので全く反応無いんだろうなぁ。
まあ、その分のんびりと気ままに日記として楽しんでいこうと思う。
もし、興味がある人がいましたら簡単で構いませんのでコメントよろしく。
まあ、その分のんびりと気ままに日記として楽しんでいこうと思う。
もし、興味がある人がいましたら簡単で構いませんのでコメントよろしく。