今回は、昭和40年に廃止された鉄道一宮線(岩倉~東一宮)の代替路線で
ある「一宮線」です。
まずは停留所から。
鉄道線では東一宮からでしたが、バスは市民病院前が発地でした。
尾張一宮駅前を経てターミナルの東一宮を通り、旧鉄道線北側の道路を
通って名岐バイパスを横断し、浅野地区中心部へ。
羽根から旧鉄道線に沿って走り、西市で岩倉市に入って岩倉を終点と
する路線でした。
営業キロは、10.0km。
次に東一宮発の時刻表です。
平日の時刻表です。
岩倉まで日中は毎時4本、朝夕は最大10本の設定がありました。
朝は元小山折り返し便が2往復。
また、この時刻表には現れませんが、朝の出庫で印田発岩倉ゆきの
数本の設定がありました。
逆方向は、日中は2本に1本が市民病院前まで直通。
朝夕は尾張一宮駅前止まりの便がありました。
休日の時刻表です。
平日に比べてシンプルになり、東行きは岩倉ゆきのみ、西行きも約半数が
市民病院前ゆきという構成でした。
所要時間は、元小山まで12分、岩倉まで19分、尾張一宮駅前まで3分、
市民病院前まで10分でした。
この「一宮線」は、現在も「一宮・川島線」の一路線として運行されています。