新生阿部巨人 「スーパールーキーの名前」

 

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佐々木俊輔(巨人)、見えた開幕スタメン中堅手!

 

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私の先輩は、ファールを撃つ技術でチームに貢献していた!

皆さん、こんばんは、犬のうわ言です。

 

長嶋ファンの私は、中学に進学して野球部に入部するのですが、60人以上いる事に驚くのですが、打撃練習や試合で、ファール撃ちの先輩に出逢います。

 

そして、言葉を交わす事があり、「俺には、才能が無いが、思い切ってバットを振り続ける事とボールに必ず当てる事が出来る!」と言っていました。

 

「才能がある長嶋選手とは違うけど、球に当てる事と思いっきり振る事で、相手の投手に休ませる暇を与えないのが俺の役目!」だと言っていました。

 

「先ずは、空振りしても良いから思い切って振る事を諦めずにしろ!」と言われました。

 

「するとたまに球に当たる時があり、その球は、思い切って振っているバットなので、真芯に当たれば、ヒット性の当たりに成るし、もしも、真芯当たらなくてもズレているからボールが歪に必ず成る」と言うのです。

 

そうすると地面に歪で回転したボールはラクビーボールの様に歪に成っているから地面に落ちた時に普通のバウントで無く、何処へ飛ぶのか予想出来ない球に成り殆どが、ファールに成る」と言うのでした。

 

そして、その先輩は「少なくても粘れる選手に成れば、相手の投手は、必ず根負けして、良い球を投げたりする」と言い「その時が来るまで忍耐力を付けてバットをおもいきり振り続けろ!」と言いました。

 

「後は、お前の才能次第!」だと言われました。

 

「注意する点はただ1つ!」だと言い、相手の投手の球に力を抜いて合わせて球に当てても良い結果は絶対でない!」

 

「それは、相手の投手の球に合わせた事で、その勝負は、メンタル面で負けているし、上手く行ったとしてもそれは、マグレと言う結果でしか無い!」と言われたのです。

 

要は、私の先輩は、ファール撃ちを最初から撃つつもりで技術を確立したのでなく、思い切りバットを振る中で、眼の正確性を鍛錬したし、その確実な眼の正確な力が、後は、最短距離で振り続ける「サイクロイド曲線」の体現だったのです。

 

そのサイクロイド曲線には、相手の投手に合わせる無駄な時間は無いのです!

 

だって最短距離を振るスウィングには、そんな一瞬がある訳が無いのです。

 

勘違いしてはいけないのですが、最初、私の先輩がファール撃ちを目的に技術を確立したと思っていたのですが、そうでは無くて、思い切ってバットを振り続ける事を続ける事で副産物としてファール撃ちを続ける粘りが出て来ただけだったのです。

 

相手の球に合わせる様に振った打者は、相手投手の脅威には成りませんし相手投手の思う壺に成ってしまい、当たった球には勢いが無くてヒット性の打球速度の速い球には成らないのです。

 

 

話は、逸れますが、王選手に対して、極端な王シフトを敷いた広島カープの白石監督が言う事には、その王シフトを敷く事で、王選手が流し打ちしてくれれば、王選手の打撃フォームは崩れてくれると考えたそうです。

 

しかし、王選手は王シフトを眼前にしても「狭くなった間を抜けていくような強い当たりを打ってやる、頭の上を越えてスタンドまで届かせればいいんだろ」と逆に闘志を燃やしたと語っていたそうです。

 

長嶋選手の正々堂々と戦った4打席4【空振り】の三振は、【思い切って】バットを振り切る巨人軍の伝統を作りました。

 

そして、その伝統を引き継ぐ王選手の金田投手との対戦でも継承されました。

 

4打席4空振りの三振と言う正々堂々と【思い切って】バットを振り切る巨人軍の伝統なのです。

 

そんな伝統を継承された王監督のメンタル面は、王シフトにも屈する事は無く、今以上に【思い切って】バットを振り切り打球速度を上げてその狭い守備位置の間を抜けば良いと考えていたのです。

 

江川投手や阿部監督が、ストライクを投げても相手の打者に球を当てさせなければ良いと言う考え方と同じなのです。

 

それは、正々堂々と鍛錬して来た選手達の自分に負けない少なくともメンタル面の継承です!

 

今日のオープン戦は、ヤクルトスワローズと戦いましたが、佐々木俊輔選手は、今までの内角球のストレートの配球をヒットにして来たのですが、ヤクルトバッテリーの配球は、2回裏の初打席で、アウトコースのストレートを中心に変えて来て、その中でも果敢にボールを見極めて変化球も見逃して、最後は、レフトフライに倒れましたが、充分な対応のバッティングでした。

 

2打席目は、5回裏でしたが、初球にカットボール高めを投げられて、初打席でアウトコース一辺倒の配球で目がアウトコースに成れていたので、インコース高めと勘違いして見逃してしまいました。

 

これに続き、ストレートのど真ん中のストレートを撃つのですが、ファールに成ってしまいました。

 

低めのカーブのボール球を振りファールにしてしまいました。

 

そこで今度は、見せ球としてインコース低めのカットボールを見逃すのですが、低めのインコースへのカットボールを見逃した事で、5球目の低めのフォークボールを合わせる様に振り空振りの三振を喫しました。

 

2種類の変化球を配球で誤魔化されて眼を慣らされて動揺して本来思い切って振り切ると言う自分の意思に負けて、最後は、相手バッテリーの配球のフォークボールに合わせると言う力を抜いたバットを振り空振りの三振に成りました。

 

同じ結果の空振りの三振でも思い切って振る空振りの三振ではありませんので初心に返って欲しいです。

 

3打席目は、7回裏でしたが、2打席目の初球の変化球を見逃した事が尾を引いてこの打席も3つの変化球だけで配球されてその初球のスライダーを見送ってしまいました。

 

2球目はアウトコースのボールゾーンへのボールを見逃して、アウトコースに眼を慣らされて、3球目はインコースボールゾーンへのカットボールを振ってファールと成りました。

 

そして、最後の4球目は、インコース低めのスプリットボールを振り空振りの三振でした。

 

2打席目同様に結果が同じ空振りの三振でも思い切って振る自分の揺るぎない振り方の空振りで無く、変化球に合わせようとしたり高めや低めやインコースやアウトコースのボールゾーンを駆使された配球に動揺して、相手に合わせる対応をしました。

 

そして、2打席目も3打席目も変化球のストライクゾーンの初球を見逃した事が、攻めに廻るメンタルから守りのメンタルに変わっていて配球に翻弄されていると感じました。

 

忘れないで下さいね、初心の気持ちを!

 

私の先輩は、ファールを撃つ技術でチームに貢献していた!

 

犬のうわ言でした。