巨人・阿部監督、犠打&盗塁駆使し初陣飾る「僕がどういう野球をやりたいか、分かったのでは」 D3位・佐々木俊輔は3安打5打点で猛アピール

試合に勝利し、スタンドにあいさつする巨人・阿部慎之助監督(撮影・佐藤徳昭)

試合に勝利し、スタンドにあいさつする巨人・阿部慎之助監督

 

(練習試合、巨人11ー3韓国サムスン、18日、沖縄・那覇)就任1年目の巨人・阿部慎之助監督(44)が今季初の対外試合となった韓国サムスンとの練習試合に快勝した。

 

4度のバントや3度の盗塁企図など小技と足を絡める〝阿部野球〟が浮かび上がった。

 

ドラフト3位・佐々木俊輔外野手(24)=日立製作所=が「9番・DH」でフル出場し、2点三塁打など3安打5打点で主役を演じ、横一線の中堅争いで一歩抜け出した。

 

中堅争いでアピールした巨人・佐々木俊輔(撮影・佐藤徳昭)

中堅争いでアピールした巨人・佐々木俊輔

 

阿部野球のデモンストレーションだった。

 

今季初戦を飾った阿部監督は、観客の指笛と拍手を浴びながら満足げな表情を浮かべた。

 

「僕がどういう野球をやりたいか、見ている皆さんも分かったんじゃないでしょうかね。

 

サインも結構出したけど、忠実に何とかしようとする姿が見えた。

 

結果はどうあれ、それだけできょうは満足です」

 

手堅く、時に大胆。

 

就任当初から「自己犠牲ができる選手を使う」と掲げる指揮官はバントを多用した。

 

1点を追う五回は無死一塁で佐々木(犠打と三失)、無死一、二塁で吉川(投手内野安打)、2死三塁での松原のセーフティースクイズ(投ゴロ)と3度指示を出し、相手のバッテリーミスも絡んで1安打で2得点して逆転した。

 

ナインも呼応した。盗塁は「グリーンライト」と走者の判断に委ねられた中、3度盗塁企図があり、2度成功。

 

指揮官は失敗した捕手の岸田にも「隙あらば、とスタート切れたことが大きい。

 

間一髪だったしね」と称賛した。

 

昨季リーグ4位のチーム盗塁数48だった攻撃からの改革を目指す。

 

足と小技を絡めた13安打11得点の猛攻を牽引したのはD3位・佐々木だ。

 

宮崎では実戦で安打が出ず、守備のミスもあったが、この日は六回の右翼線への2点三塁打など3安打5打点。

 

萩尾、松原、オコエらとのし烈な中堅手争いで猛アピールした左打者は「たかが1試合。

 

今回ので満足せず、継続できるように」と慢心はなかった。

 

絵本「おさるのジョージ」の主人公に顔が似ていることが由来の『ジョージ』の愛称は、早くも浸透。

 

ぬいぐるみを持ったファンまで現れた。

 

阿部監督は佐々木に「怖いもの知らずなところが魅力。

 

帝京高校の前田さんの魂が入っているんじゃない」と思い切りのよさを買っている。

 

「1点を、チームとして細かくやって取りに行くところはすごく伝わりました」と佐々木。

 

1試合でチーム内に伝わった阿部野球。

 

そのタクトで、ナインが躍動する。

 

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結局、1得点を捥ぎ取る野球が、大量点差に成る!

皆さん、こんばんは、犬のうわ言です。

 

私は、今年、巨人創立90周年を迎えますが、巨人を66年応援して来て川上野球が一番大好きでした。

 

勿論、ドジャーズ戦法と言う当時、正々堂々と撃ち勝つ野球が王道の時代に犠牲バントや盗塁にダブルスチールやホームスチールやセーフティーバントやスクイズと言う戦法を次々と繰り出す川上監督の戦術は、ズバ、ズバと当たりますし、1人の打者が、10球以上ファールを撃った後四球を捥ぎ取ったり、王選手が、四球を4打席もされながら1打席中1球程度しか投げてこないストライクを安打だけで無く、2塁打や3塁打や本塁打と長打率を駆使して得点を大量に獲るのです。

 

基本は、ボールゾーンの球は、振らないし、ボール臭いコースは、全て当ててファールにします。

 

そうなると相手投手は速球を投げるか変化球を多投して投げなければ成らなく成ります。

 

球数が、大量に増える事で、相手投手の握力が無くなり、変化球は、切れが無くなりますし、速球も球速がどんどん落ちて来るのです。

 

そうなると打撃投手が投げる球をドンドン撃つだけの状態に成ります。

 

だからこそ昔は、完投に完封投手が多かったのにV9を達成する頃には、他の球団は、中継ぎ抑え投手と言うチームで完投、完封する仕組みに変わって来ます。

 

しかし、その発端とは、川上監督の「8時半の男」と言われた宮田投手の登場でした。

 

その流れを継承したのが、長嶋監督だったのでは無いでしょうか?

 

角投手と言う絶対的な抑え投手の誕生でした。

 

 

さて、2回裏佐々木俊輔選手は、第1打席は、初球ボールを確り見逃して、インコースを何球も続けて投げられたのですが全てを流し打ちにしてファールを撃ち続けて不利なカウントに成りながらも途中でのボールも確りと見極めてフルカウントまでに成り最後は、ど真ん中に来た球をセンター前に勝ち越しのタイムリーヒットを撃ちました。

 

粘り強く球数を投げさせて確りと途中のボールを見極めて最後は、タイムリーヒットに繋げた打撃は、素晴らしかったです。

 

そして、5回裏の第2打席では、泉口選手を1塁に置いて、タダの犠牲バントでは無くセーフティー犠牲バントを初球から決めて泉口選手を送るだけでなくチャンスを拡大する打席でした。

 

そして、門脇選手の時にサムスンバッテリーのパスボールの時にすかさずホームスチールを敢行して、同点から逆転に成る走塁をして、巨人は、4対3と勝ち越しに成りました。

 

とても、相手の隙を突く走塁は巨人ファンを魅了しました。

 

さて、6回裏の第3打席は、2アウトながら1、2塁の得点圏に走者を置いて、初球見逃してボールでして、2球目の内角の変化球を見逃して、3球目はアウトコース低めを見逃して、2-1と言うカウントを作り打者有利なカウントを作り後は、良い球を撃つだけにしてど真ん中のストライクを引張ってタイムリー3ベースヒットで、2打点を挙げて今日3打点目で巨人は、6対3とサムスンを大きく引き離す活躍をしました。

 

3アウトでベンチに帰って来る時に佐々木俊輔選手は、沖縄セルラースタジアムの巨人ファンから大歓声を受ける歓迎を受けました。

 

さて、8回裏第4打席目の佐々木俊輔選手は、走者2、3塁に置いて、初球アウトコース変化球を空振りしました。

 

2球目は、同じ様なアウトコースの変化球を見逃して、カウント0-2と不利に成りました。

 

しかし、続けて3球目は、アウトコース低めボールを見逃して、カウント1-2に成りました。

 

4球目は、インコース真ん中の変化球を流し打ちしてファールに逃げカウント2-1のままでした。

 

5球目は、インコース低めショートバンドを確りと見逃して、カウント2-2です。

 

6球目は、真ん中低めの変化球をファールで逃げてカウント2-2のままでした。

 

そして、7球目は、ストレート高めのど真ん中を撃ちファールで逃げてカウント2-2のままでした。

 

8球目のストレートど真ん中をセンター前に抜けるタイムリーヒットを撃ち2打点を追加してこの日3安打5打点の大活躍でした。

 

この後、3アウトの時にベンチに帰って来て、チームの皆からハイタッチを受けて、沖縄セルラースタジアムの巨人ファンからは、またまた、大歓声を受けて帰りました。

 

そして、9回表は、DHの佐々木俊輔選手は、ライトの守備に付きましたが守備機会は、ありませんでした。

 

9回裏第5打席目の佐々木俊輔選手は、初球アウトコース高めのストレートを見逃して、カウント0-1です。

 

2球目ストレートど真ん中を撃ってセンターフライに倒れました。

 

しかし、撃った時に歓声が上がってホームランの期待をしていた事が良く分かりました。

 

佐々木俊輔選手は、不利なカウントに成っても粘りに粘って更にヒットを撃ち相手投手を苦しめていますし、それが、タイムリーヒットを撃ちダメージは大きい筈です。

 

ですから相手バッテリーは、初球をストライクを避けたり初球から変化球を投げたりインコースをそれぞれ続ける事に拠って揺さぶりを掛けるのですが、確りとボールを見極めたり、臭い球はファールで逃げたり出来てとても粘っこい打者だと思いました。

 

なんせ、この打者がいるのといないとでは、相手投手はとてもメンタル面を消耗すると思いますから、1点を捥ぎ取る野球にはとても重要な選手だと思います。

 

結局、1得点を捥ぎ取る野球が、大量点差に成る!

 

犬のうわ言でした。