松井秀喜さん(10日)

松井秀喜さん(10日)© 読売新聞

 

 巨人のドラフト3位・佐々木俊輔(日立製作所)が12日、宮崎キャンプで臨時コーチを務めるOBの松井秀喜さんに積極的に助言を求めた。

 

打席でのタイミングの取り方や軸足の使い方を質問し、「『打つまでにどれだけの準備が必要かを逆算してみたら』と言われた。色々と試したい」と話した。

 

 前日に行われた紅白戦は、主力中心の白組の5番・中堅で先発出場するも、4打数無安打2三振。

 

守備では飛球を落球し、ほろ苦い実戦デビューとなった。

 

しかし、前向きな姿勢は失っておらず、「紅白戦で悪いものは全て出た。

 

あとは切り替えて思い切りやるだけ」と前を向いていた。

 

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失敗と成功の成否は、意識の有無にあります!

皆さん、こんにちは、犬のうわ言です。

 

紅白戦で、4打数、無安打2三振を喫した佐々木俊輔選手は、2月12日に松井秀喜氏へ積極的に助言を求めた様ですね。

 

私は、この日の試合で、以前お話した長嶋茂雄選手の4打席4空振りの三振が、巨人の良き伝統であると言いましたが、積極的に行動する事と慎重に行動する事では、積極性がある方が良いですし、思慮深い事と軽率な事では、思慮深い方が良いと私は思っています。

 

世の中の人の大部分が、積極性=軽率と考えたり消極性=思慮深いと考えたりしています。

 

しかし、私は、走りながら考える事を推奨しています。

 

そうです、積極性+思慮深いを求めたいと思っているのです。

 

間違っても消極的+軽率では、何の力も出せません!

 

さて、紅白戦の2回表のセンターを守る佐々木俊輔選手の事について考えて見たいと思います。

 

以前2回投稿した中で、走攻守と強肩を称讃しましたが、実は、人は、能力のある事が、思慮深さを無くなせる事を意識していません!

 

要は、佐々木俊輔選手の利点が、思慮深さを無くなす弱点では、無いかと思っています。

 

2回表紅組の攻撃で、1アウトから先ず左打者大城選手にレフト前ヒットを流し打ちされる様なヒットを撃たれます。

 

当然、センターを守る佐々木俊輔選手は、レフトカバーをする為にその時確実に着実にレフトの後ろを走り抜けて見事にカバーをしていました。

 

さて、次の打者は、右打者増田陸選手ですからセンターを守る佐々木俊輔選手は、引っ張られる事を考えるとセンターから少しレフト寄りに守っていました。

 

さて、私がセンターならば、外野の風の事を重視して、先ずは、センターポールにはためく旗がどちら側に吹いているのかを確認したと思います。

 

それは、能力がある守備とは言えないからです。

 

此処で、私と佐々木俊輔選手の違いは、能力の違いがある事で、風の事を確認せずとも成功に導く能力がある為に佐々木俊輔選手は、レフト側に普通に少し寄っていたと思うのです。

 

そして、普通に考えれば、少しレフト寄りに寄っていた場所から増田陸選手は、流し打ちして、ライト方向に撃ったのですから佐々木俊輔選手は、俊足の能力を活かして、飛ばして、そのボールに追いついたと思うのです。

 

さて、此処で問題です!増田陸選手は右打者で流し打ちしましたが、その打球は、風の影響を考えますとどう変化したと思いますか?

 

流し打ちしたらシュート回転して来る筈の球は、直線状に近い状態で、飛んで来ると考えられるのです。

 

そこへ俊足でライト方向に無意識で積極的に走って行けば、急ブレーキをかける様な体制で捕球すると予測しておくべきでした。

 

だから落下する場所へ追付いたのに体制が整っていないので、落球したと私は思っています。

 

問題は、風の事を意識したのかしなかったのかと言う点と走攻守と強い肩の持ち主は、普段出来てしまっている守備にあぐらをかいて無意識でプレーしていないのかと言う事なのです。

 

実は、去年の浅野選手の外野の守備についての当時阿部ヘッドコーチが、外野守備を舐めているしその意識をサボっていると愚痴った事を思い出しました。

 

紅白戦の後多分、阿部監督は、特に佐々木俊輔選手に具体的な助言はしていないと言う事でしたし、「悪い事が、先に出て良かった。」と庇う様なコメントをしていましたが、それに対して、佐々木俊輔選手は、「前を向いて積極的にこれからも守って行きます。」と言っていました。

 

さて、問題は、積極的な事とこの外野の風について気付く事とは、全くの別物なのです。

 

能力や技術力を磨く事も重要ですが、思慮深い事は、能力があっても無くても必要な資質です!

 

能力が無いと野球を諦めて陸上競技にいった私とは違い、佐々木俊輔選手は、能力が高いからこそ落球したと言う事の原因についてまだ、積極的さが足りなかったと思っていてはいけません!

 

風を意識したのかや人工芝か自然の土や芝生のかや屋内球場か屋外球場なのかを意識して特に風の事と相手打者の右左や

データー的にどのカウントで撃つ打者なのかや色々と意識する事は、一杯あります。

 

能力があっても無くても意識の有無は、成否のカギと成りますから頑張って下さいね。

 

さて、次は、2回裏の打席についの事を言います。

 

初球ストレートのストライクを見逃しましたが、最初のインコースではあってもストライクでしたので、空振りしても振って欲しかったです。

 

この後全てストライクゾーンで、最後の球は、ボールコースを引っかけて凡退に成りました。

 

4回裏初球を空振りしましたが、空振りしましたがとても良かったと思います。

 

6回裏は、初球のストレートを振りファールに成りましたが、その後アウトコースとインコースにストライクを投げられて、見逃しの三振で、とても最悪でした。

 

8回裏初球ボールを見逃して、インコースを2球たて続けに投げられて流し打つ様なバットスウィングでファールを撃ちその後ど真ん中のストライクを流し打つ様なバットスウィングでファールを撃ちそして、同じコースを空振りの三振をしました。

 

どうも、インコースが、振り遅れていると印象を持ちましたしど真ん中のコースでもストレートは、振り遅れている印象を持ちました。

 

しかし、最後は、空振りの三振で終わりましたので、悔いが無く終われたのが良かったと思っています。

 

やはり、打撃練習と実践の紅白戦では、投げる投手も必死で投げ切っている分、切れが違うのでしょうか?

 

意識していて、能力が無い事は、能力だけを磨けば良いのですが、意識していないで能力のある事は、意識しないと成功は納められません!

 

ですから私は、どちらかと言いますと佐々木俊輔選手は、打撃力の方が、能力が高くてあとは、コツだけを掴めば良いと思っていたのですが、逆だった様です。

 

守備は、経験を重ねる事と特に意識をする事が大切で、打撃は、インコースを見逃すか空振りかファール程度しか速球には対応が遅れていて、アウトコースは、ボールの見極めが出来て当てる事が出来ればヒットは容易に出そうな印象でした。

 

ですから松井秀喜氏にコーチングした事とは、バットスウィングのコツを伝授される事で、直線的なフルスイングが出来て、結果が出ると感じました。

 

それに比べると守備の事は、能力があるが故に意識が不足していると思いました。

 

3回の内に1回成功すれば良いバッティングよりも3回に1回失敗すれば、試合が決まってしまったり1軍から2軍に降格されられるかも知れない失策は意識する事がとても大事です。

 

頑張れ!佐々木俊輔選手!

 

失敗と成功の成否は、意識の有無にあります!

 

犬のうわ言でした。