映画「レディ加賀」を観て!

皆さん、おはようございます、犬のうわ言です。

 

昨日は、能登半島地震で、被災された皆さんへの映画興行の収益が一部寄与されると聞いていましたので映画「レディ加賀」と言う小芝風花さん主演の映画を観て来ました。

 

この映画は、あるタップダンサーの小芝風花さんが、夢破れて断念して地元の石川県加賀市の温泉旅館の実家に帰って来る処から始まります。

 

そして大雑把に言いますと、一旦夢破れて帰郷した小芝風花さんが、実家の温泉旅館を立て直す事と女将修行のセミナーでタップダンスを皆に教える立場に成り右往左往するドタバタ劇ですが、冒頭の場面で、東日本大震災の岩手県の被災者夫婦が10年程前泊まります。

 

その時、1杯の白い岩手産白米と卵と岩手産醤油の食事を出します。

 

その注文を女将のお母さんが感じ取って東日本大震災の被災者であり最後の晩餐だと感じ取ります。

 

そして、次の朝、その夫婦に自殺を思い止ませる為にあるプレゼントをします。

 

それは、「岩手県産の御飯醤油に卵」の食事券10年分でした。

 

多分、また来年も御贔屓にお願いしますと言う思いを込めて、あと10年間は、頑張って下さいねと言う願いを込めたプレゼントです。

 

そして、娘である小芝風花が、夢破れてタップダンスを諦めて帰郷して女将修行をしている事をその夫婦に引き合わせて逸話話をして、諭します。

 

勿論、その夫婦は今年で10年目の宿泊をしてその当時の被災した思い出を噛み締めて食事して、次の朝また来年も来ますと言いお互いに名残を惜しんで別れるのでした。

 

以前のブログでも申しましたが、私は、能登半島の温泉旅館の女将さんや当時の国鉄の駅長さんには、恩義を感じています。

 

卒業旅行として能登半島を貧乏学生達が、旅行をして輪島駅のホームのベンチで寝ていると輪島駅の駅長さんに夏でしたが風邪を引くからと言われて事情を話しますとその駅長さんは、自分の知り合いの温泉旅館に電話を次々にしてくれてある旅館に行く様に地図を描いてくれました。

 

そして、到着してお金が無いのに布団部屋の倉庫に雑魚寝ですが泊めてくれたのでした。

 

そして、次の朝も御飯1杯と味噌汁1杯に御新香を食べさせてくれました。

 

そんな優しい能登半島の人々の親切と温情に触れて、何時しか此の地にまた来れる様に思いました。

 

その後、約15年後に私は、金沢支社を開設する為に東京から金沢駅前に夜行バスで着き1人降り立ちました。

 

しかし、その時、心細くて此の地で本当に金沢支社を開設できるだろうかと思いました。

 

ですが、能登半島の地域の人々の温情を想い出して考えを変えて金沢駅前の地下街のある1軒の喫茶店に入りました。

 

そして、私は、その喫茶店でバイトで働く1人の学生に声を掛けて「アルバイトは何時までなの?」と聴き「もし良かったらこの後今の時給の2倍を払うから金沢の色々な事を教えてくれない?」と言いました。

 

夜中のシフトを終えて、その後3時間待ってその喫茶店を離れて食堂に行き朝食を食べながら色々と話を聴き、その子は男子学生だったのですが、女性の学生を3人程日給でアルバイトを雇いその子も含めて、4人の学生の知人ネットワークを構築しました。

 

それを拡大して、面接をして、正社員を88名までにして、事業を徐々に拡大しまして1年間に42億円の売り上げを達成して私は、その会社の取締役に30代で就任しました。

 

そんな恩義のある能登半島の人々には勿論、その年社員旅行で学生時代の恩義ある温泉旅館を予約して利用させて貰いました。

 

しかし、その時には、女将さんは亡くなっていて代替わりしていたのでした。

 

しかし、その話を予約の時にしますと大サービスしてもてなしてくれました。

 

そんな事が過ぎて今年この地方が廃れて人材不足に陥って、この映画「レディ加賀」を作って立ち上がろうとした年の元旦にこんな能登半島地震が起きる何て・・・。

 

ですからこの地方は私にとって特別な思いでの地なのです。

 

そして、皆さん、この映画を観て、収益にご協力下さいね。

 

映画「レディ加賀」を観て!

 

犬のうわ言でした。