【巨人】ゴジラ宮崎に上陸!
皆さん、こんにちは、犬のうわ言です。
元祖背番号55番の松井秀喜氏は、新背番号55番の大田泰示選手が退団しましたので、新々背番号55番の秋広選手に今回打撃論を披露してその打撃フォームをチェックしていました。
その風景を観ていて1つなるほどなと思えるコーチングをしていました。
それは、ティーバッティングをしている時でした。
トスバッティングとティーバッティングの違いについたからなのです。
トスバッティングは、トスをする人が、何処へでも自由に場所を変えられますが、投手の投げた軌道とは違いその軌道を見せずに何処でも当てられてそこからヒット性の打撃フォームを体感として訓練するものですが、ティーバッティングは、同じ場所に来た球を打撃フォームの中で、腰の移動や腕の畳み方や返し方を右手と左手の別々のタイミングを変えて自分の体格に合わせて訓練するものなのです。
ですから普通ティーバッティングのティーの位置は、ど真ん中に置いていてど真ん中の軌道だけしか練習しませんからそのティーの位置を変えずに打撃理論でコーチングしていても撃ち方をイメージするだけで打撃フォームは直らない事に成ります。
そこで松井秀喜氏は、そのティーの位置を変えてインコースの離れやアウトコースの離れや上下に変えてそれぞれの撃つポイントを変え出して秋広選手にコーチングしました。
そうなのです、トスを如何にそのポイントに上げたと思っても少しずつのズレが生ずれば、同じポイントの残像は残らずに正確なポイントでの打撃フォームは完成しませんよね。
全く何でこの事に気が付かなかったのだろうか?
そうなんですよ、1つの確実で正確なポイントの打撃フォームも完成していないのにトスバッティングの様な次々に変わるポイントの打撃フォームを変えて打つ事はあやふやな選手にとっては疑心暗鬼な気持ちで、練習しているとは言え無いんですよね。
ですからこの松井秀喜氏のティーを移動して指導したちょっとした行動は、全然意味のあるコーチングでした。
「目から鱗が落ちる」と言う言葉がありますが、これを観ていた巨人の打撃コーチ達や選手達は、皆納得していたと思います。
良いですよね、「気付き」は突然やって来ますが「物事を別の角度から考えましょう。」と言う気持ちでいても「気付き」ませんでしたが少なくともこのちょつとした松井秀喜氏の行動の意図に気が付く事が出来ました。
しかし、これは、私の「気付き」であって皆さんにはこの時に別の「気付き」があったのではありませんか?
そんなコメントを私は、待っています!
戦争をする時に考えを一本化する思想をナショナリズムと言いますが、出来れば皆さんの考え方の違う事が、良い事が一杯なのかも知りませんね。
色々な考え方が素晴らしいと思える世の中に成れば良いですよね。
でもそこには圧倒行きな「目から鱗が落ちる」納得した理論が必要ですよね。
さぁ、松井ゴジラは、巨人を壊して、新たな巨人を作れるでしょうか?
【巨人】ゴジラ宮崎に上陸!
犬のうわ言でした。