守りの野球には、必ず、ライバルが必要です!

皆さん、こんばんは、犬のうわ言です。

 

私は、大城捕手の大ファンです。

 

そして、捕手のポジションには正捕手と控え捕手がいる事が分かっています。

 

更に言いますと監督やコーチがいくら口を酸っぱくして云っても選手とは、天狗に成り「切磋琢磨」を忘れてしまい手を抜く癖が付くのも当たりまいですよね。

 

監督とは、実は強い選手には試練を与えて、弱い選手を贔屓する事で強い者はもっと強くして、弱い者も今以上に強く成る様にしたいものです。

 

これは、実社会でも経営者や上司は、同じ様な行動をとります。

 

例えば且つてガラスのエースと言われた新浦投手がいました。

 

実は、長嶋監督が、初めて監督をした時に最下位に成った原因を作ったと言える投手でした。

 

長嶋監督は、負けても負けても使い続けると言う贔屓を続けました。

 

そして、翌年V字回復で、最下位の次の年に優勝したのです。

 

そうです、その優勝の原動力は、新浦投手も入っていました。

 

原監督もまた捕手争いに攻撃野球を目指しましたので、大城捕手を贔屓して使い始めました。

 

守備力に強肩と言う小林捕手に劣っていた大城捕手は、打撃力で攻撃野球に貢献しましたが、投手もまた次々と代える攻撃的な野球として続投しました。

 

阿部監督は、多分、主力を確り育てて、ローテーションを確りと守って中継ぎ、抑えも主力に頼る野球をすると思っています。

 

さて、阿部監督の大城捕手に対しての不満は、本当に配球や試合の進め方なのでしょうか?

 

原監督に阿部捕手としてお前のチームなのだから自分の好きにやれと言われて自分も好き勝手に原監督の贔屓の上に配球や試合を進めて来たのでは無いですか?

 

そして、何故、毎年、貴方が正捕手として試合をして2015年に1塁手コンバートされてから2018年までの4年間正捕手の座を空けた為に優勝を逃しましたよね。

 

何故、そうだったのかは、その前に原監督が貴方を贔屓し続けて控え捕手を育てて来なかったからですよね。

 

2019年に正捕手復帰を伝えて、復帰して途中から小林、大城捕手がスタメン起用され続けて見事に優勝しました。

 

そうなのです移行期には、ライバル同士の切磋琢磨と球団内競争が必要なのです。

 

2019年に92試合出場した小林捕手は、2020年に怪我をして離脱して、大城捕手が、繰り上がって贔屓せざるを得ない状況でスタメンを守り何とか優勝しました。

 

しかし、戦力が毎年入れ替わり若手投手も育たない状況で、2021~2023年まで3年間優勝どころかBクラスと言う不名誉な結果と成りました。

 

勿論、大城捕手にも打撃力以外の配球や試合運びと言う課題が至らない事はあります。

 

しかし、この間の原監督の投手の起用は、1試合で9人投げさせて試合に勝とうとする様な凶器な試合でした。

 

確りとじっくりと1人1人の投手の良い所と悪い所や毎日の日替わりの調子を把握して、本当に正捕手として阿部監督でも熟せて試合に勝ち続けて優勝出来たでしょうか?

 

2023年の途中から岸田捕手や山瀬捕手を試合の投手に合わせて起用した時には、中継ぎや抑え投手をコロコロとは代えずに試合をしたのでは無いですか?

 

また、その時の結果が良かった事で、阿部監督もヘッドコーチとして監督に成った時に大城捕手だけでなく岸田捕手と山瀬捕手の起用を考えたと思います。

 

しかし、忘れてはいけないと思っています。

 

打撃力が無い正捕手が、試合を1人の投手で勝てる時代ではありません!

 

100球の投球制限と阿部捕手と菅野投手の140球近くを投げ切って勝ち抜く我慢強い守りの試合をするには相当の監督の我慢が試金石ですよね。

 

しかし、阿部監督が、打撃も投手も攻撃野球と言う方針から守備を基本として守りの野球に切り替えたのですから大城捕手は、選手会長と言う立場に成った事も含めて、方針転換を受け入れて、配球や試合運びをもっと高められる様に「切磋琢磨」して欲しいですよね。

 

そして、現有勢力の捕手だけでなく、FAやトレードを含めて今より高いライバルが移籍して来てチーム内競争が激化して、相手の技量も思考も含めて優勝のヒントに繋がる事を望んでいます。

 

且つて、川上監督は、森捕手に対して、次から次へとライバルを作って刺激していました。

 

そんな事に負ける様では、巨人の正捕手とは成れません!

 

頑張れ!大城捕手!

 

守りの野球には、必ず、ライバルが必要です!

 

犬のうわ言でした。