【犬のしつけ方法】OfficialSchool
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犬のしつけについて


ワンちゃんは家族の一員であると同時に社会の一員でもあります。人と仲良く生きて行くためには、 ルールやマナーを教えてあげなければなりません。そのために欠かせないのが「しつけ」です。 「しつけ」は、他人に迷惑をかけないためだけでなく、飼い主さんのためでもあり、何よりワン ちゃんのために必要なのです。群れを作って生活してきた犬の歴史から考えても、上下関係がはっ きりしていたほうが安心して生活しやすいのです。人間もワンちゃんも共に幸せな生活を送ってい くために早い時期から、あせらず何度でも繰り返し教えてあげましょう。

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犬のしつけ時期


ルールやマナーを身につけさせるためのしつけを始める時期は、早ければ早い程有効です。 お家に到着した日から徐々に、初めは飼い主さんとの信頼関係を築くところから始めましょう。

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しつけの基本


しつけの基本は、「良いこと」と「悪いこと」をしっかり覚えることから始まります。そして、 ワンちゃんが飼い主さんの指示にきちんと従えるようになることが大切です。 しかし、しつけのルールはあくまで人間が決めたものです。しつけのできていないワン ちゃん=ダメ犬ではありません。人間が一方的に教え込むだけでなく、まずは飼い主さん がしつけを学び、ワンちゃんの気持ちや行動を理解して上手に従わせることができるよう にならなくてはいけません。しつけはワンちゃんと飼い主さんの共同作業なのです。


犬の気持ちがわかる!失敗しない【犬のしつけ方法】


1

信頼される飼い主になる


しつけの中にはワンちゃんの本能に反する行動もあります。それに従わせるためには、 なにより飼い主さんとの強い信頼関係を築く必要があります。ワンちゃんは心を許した 人に優しく撫でられることが大好きで、愛着を深め信頼と服従の気持ちを強めます。 毎日、少しずつでもスキンシップの時間をもつことが信頼される飼い主さんになることの第一歩です。

2

飼い主さんがリーダーになる


群れを作って行動する犬にとって、上下関係は大切で、その群れにはリーダーの存在が必要です。 リーダーが不在だったり群れの順位が不安定だったりすると犬は混乱して精神的に安定しません。 リーダーには忠誠で、服従することはあたりまえで、ほめてもらうことに喜びを感じる本能があ ります。ペットとして生活するワンちゃんにとっての群れは、飼い主さんや家族です。飼い主さ んをリーダーと認めれば、喜んで服従し、ほめてもらいたいと思うのです。

飼い主さんがリーダーになるには


名前を呼んだとき、ほめるとき、叱るときはワンちゃんの目を見る

呼ばれたら飼い主さんの目を見て何を言われるのか、注目させることが第一歩です。名前を呼んで注目できたらほめてあげましょう。
体のどんな部分も触らせるようにする

基本的にワンちゃんは急所である口の周り、しっぽの先、足の先などを触られることで支配されていると感じ、気を許した人でないと嫌がります。 少しずつ慣らして緊張せずに触らせるようになればリーダーとして認めている証拠です。
食餌やごほうびの時間は飼い主さんが決める

食餌は催促されてからあげるのではなく、飼い主さんが時間をコントロールしてあげるようにします。 ごほうびをあげるも号令に上手に従えた時だけです。こうすることで飼い主さんは自分の世話をし てくれるリーダーであると自覚します。
常にワンちゃんより先に立って行動する

玄関などの出入り口では常に飼い主さんが先に出入りすることで、自分が後について従うリーダーであることを覚えます。
一貫性をもって毅然とした態度で接する

ワンちゃんは強くて正しいリーダーに服従することで安心を感じます。その為にもダメなことはダメという毅然 とした態度で叱ったりすることが大切です。そして同じ行為なのに昨日は叱られたけど今日は叱られない、 このような一貫性のない接し方では混乱し、安心して指示に従うことができません。優柔不断や感情的にな ってしまうのも不安になるばかりです。ワンちゃんはあなたの行動を常に観察し、自分にとって信頼できる 存在であるかを見ています。

3

号令は目を見て短い言葉で統一して


飼い主さんからの指示をワンちゃんが理解するためには、しっかり目を見て短い言葉ではっきりと号令を かけることが大切です。「オスワリ」なのか「スワレ」なのか、人の間でも同じ言葉に統一しないとワン ちゃんは混乱してしまいます。

4

上手にほめて、上手に叱る


基本的にしつけは、ほめて伸ばすことが大切です。ほめられることが大好きなワンちゃんの習性を理解して、 「良いこと」を覚えてもらう方法が理想的です。 しかし「悪いこと」を覚えさせるためには叱ることも必要です。ほめる時も叱る時も、その方法とタイミングが 重要なので、飼い主さんが正しいほめ方、叱り方をしっかり身につけましょう。

上手なほめ方


ほめるときは、ご褒美をあげる、優しく声をかける、撫でてあげる、一緒に遊ぶなどワンちゃんの喜ぶことをしてあげます。 日頃から何をすればワンちゃんが喜ぶかをしっかり観察しておきましょう。また、ほめるタイミングも重要で、 何かが上手にできたりしたら、その場でたっぷりほめてあげましょう。後でほめてもどの行動がほめられているのか理解できず、 かえって混乱してしまいます。

上手な叱り方


良くない行動をしているときはその最中に、短い言葉できっぱり叱ります。叩いたりヒステリックに怒鳴ったりしても 萎縮するだけで効果はありません。また、ほめるときと同様で現行犯で叱らないと混乱を招いてしまいます。効果的な 叱り方として、「天罰」と「無視」があります。「天罰」とはいたずらなどをしているときに、大きな音などを立てて 一瞬びっくりさせることです。このとき重要なのは誰がやっているかワンちゃんに悟られないことで、わかってしまう とその人を避けるようになってしまうので注意が必要です。「無視」は食べ物が欲しい時や遊んで欲しい時などに飛び つくなど、過剰な催促をするときに有効です。大好きな飼い主さんに無視されることはワンちゃんにとってかなりつら いことで、かまってくれないことがわかればワンちゃんはあきらめるようになります。ここで重要なのは徹底して行う ことで飼い主さんの忍耐がポイントです。

5

ルールは一貫性をもって


同じ行為をしているのに、ほめなかったり、叱らなかったりするとワンちゃんは混乱してしまいます。 家族全員でルールを統一して、実行することが大切です。

6

忍耐と愛情


しつけとは飼い主さんとワンちゃんにとっては忍耐の連続です。どんな時でも愛情を持って ワンちゃんと触れ合い、お互いの気持ちを理解しあうという心がけを忘れてはいけません。 「1回叱ったら10回ほめる」そんな温かい気持ちでしつけに望みましょう。
これから一緒に暮らすパートナーが我が家にやってくる前に、 ワンちゃんの安全、健康などを考えあらかじめ必要な事は事前に用意しておきましょう。 犬種によっては特別な用具などが必要な場合もありますが、ワンちゃんと一緒に 生活するために必要な基本用具は非常にシンプルです。その他に大切な準備として、 家の中をもう一度見直す必要があります。一見安全そうに見える家でも、 好奇心旺盛で退屈したワンちゃんにとっては危険がいっぱいです。 ワンちゃんが来てから慌てることの無いよう事前に準備を整えましょう。

必要な犬のグッズ


1ハウス
ワンちゃんのお家です。留守番や来客時などに便利です。体の成長に合わせた大きさで、手軽に掃除できる物が理想的です。

2トイレ
トイレ容器とトイレシート、マットです。臭いや尿をよく吸収するものを選びましょう。サイズも数種類あります。

3食器
食餌用と水入れの2つ必要です。ステンレスや陶器、深いもの浅いものと様々ありますがワンちゃんにあった物を選びましょう。

4ドッグフード
フードは成長段階により各種タイプがあります。仔犬はブリーダーさんが与えていたのと同様のものが理想的です。

5首輪、リード
散歩に行く時に必要です。成長やサイズに合わせて選びましょう。

6お手入れグッズ
ブラシやシャンプー、歯ブラシなどお手入れに必要なグッズを揃えておきましょう。

7キャリーバッグ
動物病院に行く時や旅行の時などにワンちゃんを入れます。仔犬のうちから中でくつろげるように慣らしておくと有効的です。

8ヒーター、クーラー
急激な温度変化を避けるため季節に応じた器具を用意しておきます。

9おもちゃ
仔犬はおもちゃで遊ぶのが大好きです。咬んだり追いかけたりできる安全なものを選びましょう。 ワンちゃん用品は豊富で、あれこれ選ぶのも楽しみの一つといえます。 安全性、機能性、デザインなどを重視して必要なものから揃えていきましょう。


家の中の見直し


・電気コード類を噛んでしまう恐れは無いですか?
・有毒な植物などは置いていませんか?
・洗剤、薬品、タバコなどワンちゃんの届くところに置いていないですか?
・いたずらされたくないものを撤去しましたか?
・細かいゴミ、ホコリ、汚れなどを清掃しましたか?

特に、仔犬は噛むことが大好きで、電気コードのようなゴム製のものを好んで噛みます。 通電した電気コードを噛んでしまうと感電してしまい大変危険です。電気コードの保護用品も販売されていますが、 まずはスイッチを切ったり、差し込みの位置を変えたりして、噛まないように注意することが必要です。
ワンちゃんは雑食動物なので植物であれば口にしてしまいます。 植物や花の中には有害な樹液を出すものがあるので、このような植物が無いかチェックしておきましょう。 観葉植物なども床に置いてあれば噛んでしまいますので注意が必要です。
プラスティックの容器などもおもちゃにしたりしてしまうので、台所洗剤やトイレ用洗剤、 人間の医薬品やタバコなど、ワンちゃんの届く範囲に置いておくのも大変危険です。
ワンちゃんは噛むことで大きな満足感を得ます。ゴミ箱や靴、クッションや枕などイタズラされたくない物は ワンちゃんから届かないように管理して、噛めるおもちゃなどを用意した方が良いでしょう。
基本的にワンちゃんはキレイ好きです。健康面を考えてもマメな掃除は絶対に必要です。 ハウスやケージなど動かすのが大変な物を設置する前にキレイに掃除しておきましょう。 また、掃除することを考えた場所に設置しましょう。


購入前にご自分の目でワンちゃんの健康状態をチェックすることが望ましいといえます。 直接見に行けない場合や、衛生上の理由などで仔犬に触れられない場合でも以下のポイントを事前に確認することが大切です。

1
いきいきと澄んでいて涙や目ヤニ、充血がない

2
いやな臭いや耳の中が汚れていない

3
鼻先につやがありしっとりしめっている

4口、歯
口臭や歯が欠けていることがない

5四肢
ふんばりが良く活発に動く

6体重
コロコロ太ってずっしり重さがある

7肛門
悪臭や汚れが見られない

8
抜け毛がなく良く動く

9被毛、皮膚
不自然な抜け毛や皮膚にカサブタやフケがなくつやがある

獣医学が目覚しい発展をとげ現在では安全に去勢を含む不妊手術が施術されています。 近年では無謀な繁殖をさせない為、病気の予防、問題行動の抑止などの観点から 不妊手術が必要で必要であるという認識が高まってきました。

不妊(去勢)手術の影響


生殖器関連の病気の予防が出来る
おしっこによる臭い付け行動が減少する
望まない繁殖を避けることができる
発情が停止する
生理出血が停止する
仔犬を産めなくなる

上記に代表されるような影響があり、一般的にはオス犬の場合が効果的と言われています。 「性格が温和になる」と言われている効果については手術を受ける月齢などとの関連性があり一概に効果的とは言えません 。


不妊(去勢)手術の費用


動物病院や施術方法などにより違いがありますが一般的には
オスの去勢手術は15000円~20000円
メスの不妊手術は25000円~30000円
位の病院が多いようです。上記以外にも施術前後に入院が必要になるケースなどもありますので 動物病院に直接質問してみることをオススメします。 適切な医療を行っている病院であれば親切に対応してくれるはずです。
無駄吠えしやすい犬種と無駄吠えが少ない犬種はあらかじめある程度知ることができます。 例えばもともと獲物を追跡し、吠えて狩猟者に知らせることを目的としてつくられた犬種もいます。 家庭で飼育する場合、ご近所迷惑などの配慮から考えても無駄吠えの少ない犬種を選ぶ方が無難だと思います。 一般的に小型犬は無駄吠えが多く大型犬は無駄吠えが少ないといわれていますが、 大型犬の吠え声は迫力があり大きく周囲まで響き渡ることなども考える必要があります。 また無駄吠えの少ない犬種でも、ストレスなどから無駄吠えを繰り返すワンちゃんや、 無駄吠えの多い犬種でもしつけによって無駄吠えを軽減させることのできるワンちゃんもいます。 「犬種の特徴を知り、愛情としつけで無駄吠えを抑える」ということも重要なポイントです。
毛の長さにかかわり無く、基本的な日常のお手入れはどの犬種でも欠かせません。 そしてどんな犬種でも少なからず必ず毛が抜け落ちます。特に長い被毛をもつ犬種は特別な被毛の 管理やお手入れのための時間と出費を考えておかなければなりません。アレルギー体質の人や、 忙しい飼い主さんにはプードルに代表される脱毛の少ない犬種やビーグルやブルドックなどの短毛犬種が適しているでしょう。 しかし短毛犬種では皮脂腺の分泌が盛んで強い体臭をもった犬種もいます。 「毛の長短は見た目の美しさだけではなく、日常のお手入れのための時間や出費など 自分のライフスタイルを考慮した上で選ぶ」ことが大切です。

オス犬の特徴


一般的にはオス犬はメス犬より活動的。 飼い主を自分の支配下に置きたいという気持ちが強く、他の犬に対しては攻撃的になり、テリトリーを必死で守ろうとする。 オス特有の行動の代表例として「片足を上げておしっこをする」

メス犬の特徴


メス犬は服従訓練やしつけが容易で、人なつっこく愛情を多く求めてくる傾向がある。 メス特有の行動として定期的な「生理出血」がある。年2回から2年に3回位の発情サイクルがあり、 約10日間にわたり陰部からの出血が続く。

「男の子、女の子どちらを選ぶかは飼い主さんが何を求めるかによって決める」 ことが大切で、犬種による行動や性格の中で飼い主さんにとって好ましい行動がオス、メスのどちらでより多く見られるか、 また好ましくない行動が雄雌どちらで発現しやすいかなどを参考にすると良いでしょう。 また不妊手術などの必要性についても検討しておきましょう。
毎日の運動と刺激を欠かすとストレスから無駄吠えや攻撃的態度など様々な問題行動を起こす原因と なるので充分な運動量を確保してあげることが大切です。小型犬でもテリア系のように大型犬より頻繁な 運動を必要とする犬種もいるので、単に体の大きさだけで必要な運動量が決まるとはいえませんが、 小型犬は大型犬ほど広いスペースは必要ではありません。また年齢や健康状態などによっても必要な 運動量は変わってきます。「適正な運動量を確保してあげられるか」もワンちゃん選びの重要なポイントです。
世の中には、じつにさまざまな種類の犬がいます。 犬を上手に選ぶには飼育する目的や飼い主さんのライフスタイル、住環境などを良く理解し、 自分にあったワンちゃんを探すことが大切です。ワンちゃんを選ぶときのポイントをもう一度整理してみましょう。


大型犬、小型犬ともに殆どの犬種が家の中で飼育できますが、 そのサイズにより必要なスペース、吠え声の大きさ、食餌の量、 食餌の趣向、服従訓練の必要性、適正な運動量などあらゆる点で飼い主さんの負担が違ってきます。 「充分なスペースや犬に向き合う時間が確保できるか?」によって幸せにしてあげられるワンちゃんの種類も変わってくるでしょう。