正式譲渡手続き中のここみさんが帰ってきました。

 

時たまトライアルから帰ってくる子は居ますが、本当の家族にはキチンと理由はお伝えしますが、敢えて詳しい事はブログに書きません。
 
今回は余りにも歯痒く、情けなくなりましたので書く事にしました。
 
トライアル先の近所の方に、「この子避妊手術の傷無いんじゃない?本当に避妊手術したの?」と言われ、不安になり近くの動物病院に行ったそうです。病院では「1ヶ月前に手術した傷じゃないよ、もっと前だよ。それに狂犬病済み票に犬の名前も書いてないなんて、そんな愛護団体聞いたことない。変だよ」と言われたそうです。
ここみちゃん、5月23日に避妊手術してます。狂犬病済み票も飼い主が決まってから本当の名前を書き込み手続きをお願いしてます。
ここまでは良かったんです。獣医師の中には愛護団体、そして保護犬を良く思ってない人は多く難癖つけられるのは常なので。
 
そんな話しをしている中で、「実は主人が前から愛護団体に不信感を持っていて」と。
???不信感があり何故、保護犬を迎えようと思ったのか?信頼関係で成り立っている上での譲渡ですので、信用出来ないのであれば返してくれという事になりました。
私達は自分の時間を使い、寄付は頂きますが身銭を切ることも多々あり、家の子と変わらず愛情を注ぎ、信用出来る里親様に引き渡すことを基本にしています。
が、「てめえが好きでやってる事だから、あたりめーだろ!!」と。
「愛護団体を信用出来ないなら、信頼出来ない人には渡せません。」と言えば、
「てめえが信用できねーんだよ!!」と。
ん~私が信用出来ないのなら私からじゃなくても。
返せという事は私のエゴなんだと。。。
だったら自らが保護して医療を施して自分の家の子にすればいいのに。
これ以上酷いことも言われましたが、思い出したくもないムキー
 
沢山淘汰されている命の中から、ほんの一握り助けた命。信頼関係が築けない人に渡せないのは間違っているのでしょうか?保護された子だから誰にでも渡さなければいけないのでしょうか?もしそれが正であれば、家の子を犠牲にし、自分の時間を使い、少ない給料から保護犬のために使う、そんな保護活動はしたくないです。のんびり家の子達と過ごしたいです。私に感謝しなくて良いんです、でも同じ志のお家の子になって欲しい。それが願いです。
 
コロナ禍で生活スタイルが変わり保護犬を家族にと思われる方が多くなり嬉しい事ですが、可哀想な子を家族に迎える私って凄くないグッド!ペットショップで買うより安いし。など安易な考えの人が多くなりました。
 
最近色々あり人間不信です。もうこんな生活続けたくありません。。。
 

当のここみさんは、帰宅しワン達と久しぶり~と嬉しそうに挨拶を交わし、ご飯は完食。相変わらず我が物顔で私の横をキープラブラブ
ゴメンね〜人間のゴタゴタで辛い気持ちにさせちゃったね。やっぱり犠牲になるのはペットです。
 
 
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