FF14 暁月のフィナーレ 感想 | お腹ポチャリーマンのゲームレビューブログ

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その終焉を迎える準備はいいか


暁月の宣伝に使われてたこのキャッチコピーめちゃ好きです。

なんかワクワクさせてくれますね。

というわけで暁月のフィナーレをクリアした感想を簡単に書いていきます。
ネタバレあるので注意。




とりあえずクリアして思ったのは、

良かったああああーーー!!!!

って感じでした。

ストーリーとかいろんな人の思いが報われたりとか、いろんなことに対する良かったーって感情が溢れ出てきます。

新生からずっと続いてきたFF14の大長編のストーリーを締めくくるのにふさわしいクオリティだと思います。


半年前に新生始めてストーリーを追いかけていって、暁月は少し出遅れたけどほぼリアルタイムで盛り上がってる時にクリアできたのは良かったな。

スタートは適当に剣術士で始めたけど、最後は暁月の主人公ジョブのナイトでフィナーレを迎えられたのも良かったです。


・メインストーリー
メインストーリーはずっと続いていたアシエンやハイデリンにまつわる話がキレイに完結して良かったです。
ところどころ難しくて理解できなかったり行動原理が理解できなかったりする部分はあったもののそんなことどうでもいいやってなるくらい勢いや盛り上がりがあって面白かった。

エスティニアン暁に入るんか!ってちょっとびっくり。
すぐいなくなるのかなーと思ったら最後まで仲間として行動してくれるなんて。

オールドシャーレアンに向かう船の上で初めてハイデリンの姿を見ました。
選択肢がハイデリンのことを信用できない的な選択肢だったんですがなんで信用できないのかあんまり覚えてなかったです笑
けど確かにハイデリンのことはなんか信用できないんだよなーって思ってました。
なんでなんだろう?

・オールドシャーレアン
最初に訪れる街オールドシャーレアンがとてもキレイだし音楽がめちゃ好きでした。
特に夜のギターのムーディーな音色が雰囲気抜群で最高でした。

アルフィノの父であるパパフィノとケンカ。
なんやこいつ!って思った自分とは裏腹に成長著しいアルフィノ君達は前向きだし意外と冷静。
哲学者議会が何を隠してるのか物語の先がとても気になりました。

・サベネア島/ラザハン
サベネア島の雰囲気も良かったです。
最初は暗いんですけど建物の装飾がインドのようなタイのような雰囲気があってめちゃ好みです。
モチーフはインドらしい?けど紫多めだったり象さん推しなところがタイっぽいです。

・アラミゴに集うイルサバード派遣団
ガレマール帝国がヤバいってことでガレマール帝国の人も助けるためにイルサバード派遣団が結成されます。
ここで今まで関わった人達が集まってきてくれるのがとてもアツい展開で嬉しくなりました。
各ジョブ関連、種族、国、ストーリーで関わった人達。
クライマックス感すごい。めちゃ盛り上がってる。

こういう今までの冒険の結果が次に繋がってくるの弱いです。
いろいろ冒険してきて良かったなと。
もっとジョブ育ててたら他にもいろいろセリフありそうですね。

そして遅れて到着するアジムステップのアウラ族達!
14で一番好きなのがアジムステップ編で、一番好きなNPCがマグナイこと余輩さんです。
なので余輩さん御一行があらわれた時はテンション爆上がりでした。
余輩さん絶対俺のナーマだろって確信した瞬間です。


ガレマルドはめちゃ寒そうでした。
ガレマール帝国の姉妹が助けを拒否してしんでしまう話とか救いがなくて鬱な感じ良かったです。

あとアルフィノとアリゼーがガレマール軍の捕虜になる展開はちょっとモヤモヤでした。
さすがに無抵抗すぎ、言いなりになりすぎでは?と思いました。
あれはアルフィノとアリゼー達の命が絶対安全な秘策や計画がないとムリでは?
結果的に大丈夫だったけどガレマール軍との戦力差ありすぎでは?と思ったり。
ガレマール軍が敵意むき出しで戦ってきてるのにこっち側は助けるっていうモチベだけで制圧できるくらいの戦力差描写はやりすぎでは?と思いました。
大人と赤ちゃんくらいの差を感じました。

いろいろあったけど無事に和解できたのは良かった。
FF14は誠意を持って接すればちゃんと報われるの安定していていいですね。

そしてゼノっさん登場して体乗っ取られます。
絶望感あったけど結局なにも進展なくてなんだったんだ感はありました。
ゼノっさん嫌いじゃないけど暁月の立ち位置は正直微妙でした。

寒夜のことのインスタンスバトルは難しかったけどなんとか1回でクリアできました。
体乗っ取られて弱くなってるし、なにより何をすればいいのかわかりにくい!
何すればいいのかわからずウロウロしてて時間ギリギリでクリアできました。


バブイルの塔のアニマ戦は面白かった。
FF10の召喚獣ですね。
ここらへんもうクライマックスだろってくらいアツかったです。

・月
ついに冒険の舞台は月まできました。

ここでハイデリンが月にゾディアークを封印したとか物語の真実が明らかになっていきます。
なるほどねー
ゾディアークとかもうラスボスだろってくらいのテンションですがまだまだレベル半分くらいっていうのに驚き。


月は地割れで探索しにくい!って思ったけどそれがまた楽しい。
風脈難しかったけど楽しかったです。もっと悪質にしてほしいくらい。
個人的には風脈探し好きなんで緩和しないでほしいです。

そして謎のでかい施設。
レリポッド達が終末に備えて人類を助けるために月を方舟とする計画をしてたとは。

そしてアーテリスに協力者がいるとのこと。

哲学者議会のことか!
哲学者議会が隠していた使命とはこのことだったのか!って気付きました。
なるほどねーって。

戻ったらラザハンで終末が始まってるとのこと。
なかなかの絶望感でツラかったです。
特に夫婦と赤ちゃんの話が鬱でした。
お父さんがやられて、お母さんが赤ちゃんと逃げた先で助けようとしたら殴られて水に落とされちゃいます。

助けに水に飛び込んでもお母さんはもうワンパンで亡くなってました…
救われないなーと思って鬱でした。
なんとか赤ちゃん救っても魔物達が赤ちゃんを狙ってきてやべー!って思ったらエステにゃんが助けてくれた時はエステにゃん!!って思いましたね。

竜騎士のイメージって竜に乗って戦う騎士をイメージしていたんですけどFF14の竜騎士って竜絶対滅ぼすマンだったじゃないですか。
でも竜に乗って戦うエステにゃんを見てイメージ通りの竜騎士の姿が見れたのも嬉しかったです。


・エルピス
そして今度は過去に!
最初はなにここ?って思ってたんですけどまさかこんなに物語の核心に迫る場所だとは。
ここは本当になるほどの連発でした。

ここで現役の頃のエメトセルクとヒュトロダエウスと仲良くなります。
古代人のローブもくれたのでおそろっちで散策しました。

漆黒のアーモロートで古代人のことは知ったけど正直その時は仮面被ってるしデカいし言葉もわからないから全然人間味を感じなかったんですよね。

でもエルピスで実際に言葉を交わしていくうちに人間味を感じて、本当に生きてたんだなーって思えました。

そしてヴェーネスの登場。
ハイデリン!?ハイデリンの正体はこの古代人のヴェーネスだったのか!って衝撃。

しかも先代アゼムなんか!!って衝撃。
ヴェーネスと旅の話をしていくうちにヴェーネスへの親近感がマックスになりました。
この人もアゼムだったのか、自分と同じように旅をしていろんな人の世話焼いたりしてきたんだなって。

そしてメーティオンが発狂し始めます。
ここのメーティオンの黒い涙流す演出がめちゃ怖すぎて悲鳴あげて目逸らすレベルでした。
マジでびびったー
目が変わるのホントに怖いんですけど。
漆黒のテスリーンレベルのトラウマ。
でもこの演出も好きです。

なんだなんだ?ってわけもわからずメーティオンを追いかけていきます。
ここで終末の原因がわかるのか?正体はなんなんだ?ってドキドキワクワクしたら、正体は宇宙全体の絶望とのこと。
正直、なにそれ?って思ったり、そこでヘルメスが周りの人達も省みずに終末を起こしてしまうことになるのは違和感を感じました。
ちょっと唐突すぎないかなって。

でもヒュペルボレア造物院のIDでフェイスどうするんだ?って思ったらまさかのエメトセルク、ヒュトロダエウス、ヴェーネスの古代人パーティ!
激アツすぎる!

そしてヘルメス戦を終えて終末に関する記憶を消された、ヴェーネスがメーティオンに追跡用のGPSを取り付けた、そして終末に繋がりヴェーネスがハイデリンになるっていうくだりはホントになるほどおおおおー!!ってなりました。
今年のなるほどオブ・ザ・イヤーは間違いなくこのシーンです。

ここでFF14の今までの辻褄がとても合うのがホントにすごい。
もう辻褄しか合わない。
こんなに長く続いてきた物語でいろんな設定を振りまいてきて、世界の真実にこんなにも納得してしまうとは。

今まで終末がなんなのかってのもあまり気にしていなくてそういうもんなのかって思ってただけなのに、ここで終末がどのようにして引き起こされたのかが全てわかるのがとても驚いたし凄かった。
ここらへんめちゃくちゃ面白かったです。


・ラヴィリンソス
そして現代に戻ってきてラヴィリンソス。
ゾディアークの時も盛り上がってきたけど物語はまだまだ盛り上げてきますね。
遠い宇宙にいるメーティオンを倒すため宇宙に行く準備を進めていきます。
アルマゲドンの宇宙に旅立つ時みたいです。


船の完成をさせるためにエクスアダマントを集めることに。暁メンバーはいろいろとお手伝いをします。
ここらへんの展開はアツすぎてとても良かったです。

大撤収に悩む人達のレリポッドお悩み相談室。
ウリエンジェのもとにあらわれるムーンブリダの両親。
ムーンブリダの死がツラくてムーンブリダの両親に会うことができなかったウリエンジェの気持ち、ムーンブリダの両親のウリエンジェのことを思う気持ちがとても泣いてしまいました。
ムーンブリダの両親の愛にウリエンジェが少し救われた気がしました。


そして宇宙船を完成させるために必要なエクスアダマント。
暁の血盟を助けるために今まで関わってきた人達が大集合します。
ここもホントにアツくて泣いちゃいました。
前日にウリエンジェのところで泣いたので二日連続で泣きました。

エマネランなど各国の人達、アルファオメガ、ヴォイドアークの空賊達。
こういう今までやってきたことが報われる展開めちゃ好きです。
FF14こんな展開多いので飽きるかと思いきや毎回アツい。


そしてハイデリン討滅戦もアツかった!
戦闘後にハイデリンと話してハイデリンの思いを聞きます。
人のために1人でホントに長い間頑張ってくれてありがとうって思いました。

人はもう大丈夫だ、ヴェーネス

ってとこで涙を見せるヴェーネス。
ここで僕も泣いてしまいました。
エクスアダマント大集結のシーンの次の日にプレイしていたので3日連続で泣いてます。

まさか3日連発で泣かされるとは思いませんでした笑


そしてラグナロク発進のシーンもアツい!

蛮神達が空で文句を言いながら力を貸してくれるシーンも好き。

何から何までアツいです。


・ウルティマトゥーレ
最後のウルティマトゥーレ。
ここは本当に存在してるのか概念なのかよくわからなかったです。
FFシリーズにありがちな、終盤の展開よくわからないパターンって感じでした。そこもFFテーマパークと言ってるだけありますね笑

ここに出てくるドラゴンや住人達も実物なのか思念体なのかよくわからなかったです。
まあ多分思念体なんだろうけど実在してるっぽく描写される時もあったので。

でもドラゴン族やオメガのルーツが知れたのが面白かったです。

あとは2つ目の住人の滅びた理由。
宇宙はずっと広がっていて熱は失われていく一方であり待っているのは終末のみっていう考え方も、確かにそれも一理あるかもなって思って面白かったです。

最後のウルティマトゥーレの坂を1人で登っていく演出もクライマックス感すごくて良かったです。
今までの登場人物のセリフが流れるのが今までの集大成って感じでした。
音楽のClose in the distanceも良かった。
フィナーレに向かって盛り上げてくれますね。


終焉を謳うもの戦が終わってゼノっさんと戦うのは正直微妙でした。
ラスボスはメーティオンが良かったです。
最後にヒカセンを英雄ではなく冒険者として描きたかったんだろうとは思ったんですけどラスボスの余韻が…

でも無事にシャーレアンに戻れて良かったです。

スタッフロールの最後に

The Worrier of Light

Kanzo

って出てくる演出が粋でした。
嬉しくなりますね。

良かったああああ!!!!

ってなりました。

暁月本当に良かったです。
頭リセなので細かい設定で理解できてないところもあるけどそれ以上に勢いがすごくて激アツでした。
世界救ったなって思いました。


暁メンバーみんな大切な仲間だけどこのFF14の旅を通して特にアルフィノへの親近感がすごいわきました。
最初は生意気そうな子どもだなって思ったけどちゃんと頭いいし新生の時から人を動かすことができていて凄いなと思います。
クリスタルブレイブでは大きな失敗をしたけどその失敗をきちんと受け止めて成長していったのもすごい。

頭いいだけじゃなくてこの歳で人をまとめて動かすことができるってのが本当に尊敬です。
アルフィノ最高です。アルフィノしか勝たん。


このあとはジョブクエとかギャザクラ、エウレカボズヤも見たいのでちょいちょいやろうかと思います。

今後のFF14がどうなるかも気になります。


そんな感じでとてもいいフィナーレを迎えて満足した暁月でした。

それではまた!