六番歌 中納言家持 国を守るカササギhttp://youtu.be/LNFT3F_4Smk本・書籍ランキングへ 鵲の 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにけるあたり一面、真っ白に霜が降りている。真冬なのに、見上げれば夜空には夏の星座が出ているよ。夜も更けきってもう数刻で明け方なんだなあ。ほら、あそこに織姫星と牽牛星が出ている。織り姫と牽牛は、年に一度真夏の七夕にカササギたちがつくる橋を渡って逢うというけれど、俺たちは国を守るカササギだ。人々を守るため、俺たちはこうして夜更けまで仕事をしているのだよ。 『ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」: 千年の時を超えて明かされる真実』より引用*********http://youtu.be/0y1A38us-ow