4月某日


 長崎俊一監督の


 「闇打つ心臓」


 を観に渋谷シネ・アミューズへ。

 

 現実/非現実、


 の隙間をたゆたうような不思議な感覚に捕らえられ、

 

 観終わってからも、


 何が本当で何が本当じゃなかったのか、


 分からないままふわふわとしていた。



 上映終了後に


 長崎監督、諏訪敦彦監督、矢崎仁司監督のトークショウがあり、

 

 それも観る。

 

 終わった後、


 厚顔にも、監督たちが飲みに行くのに付いてゆく。


 

 

 心揺さぶられたり、ぐちゃぐちゃに泣いたり、心の深い部分をつかまれたりした、

 

 すごい映画を撮った監督たちと、

 

 一緒にお酒を飲んでいるのだ、

 

 そう思ったら、

 

 なんだかふつふつと、感動した。


 神様ありがとう。