晩なりました。

最近、山と海を日々往復している鳥取県鳥取市34歳TAKAです。

いつも私の日記を見て頂きありがとうございます。

たぶん、今日は長文になります😅


さて、昨日は夜中にいきなり雨の中の奥大山まで走って、シンデレラのガラスの靴のように美しい透明なサンカヨウを眺め、昼から下道で海沿いをゆっくり走りながら鳥取市まで帰りました。

道中、モンゴウイカでも釣れないかなとあちこちの漁港からエギを投げてみたが、昼間はやっぱり難しい。

モンゴウイカは夜に港内からエギ投げていた方が釣れますわ。


仕事終わった彼女から、

「今から逢いに行って良い?」

と聞かれたため、

「たまには米子でゆっくり休め。天気いいし、窓開けて部屋を片付けたりせえ。休みたんびにコッチ来とったら、親も心配するぞ?」

と労ってみたが、

「片付けはまた今度します😀」

との事で、

「あれだろ?俺と一分一秒でも一緒に居たいって状態だろ(笑)」

と聞いたら、

「まさにソレです。」

とのこと。

俺「恋してますなア(笑)若いうちだけだで?そうやって思うのは。歳取ったら、あの頃は何だったんだろうって思うで😅」

と、どこぞの親目線で説得してみましたが、結局仕事終わってから遥々鳥取市まで来てました。

たまたま家の晩飯が焼肉だったので焼肉を食べて仲良く寝ました。


そして、今朝5時半過ぎに俺は目が覚め、

「おい!帰らにゃ!5時半まわっとるで!」

と彼女を起こし、8時から仕事の彼女を帰らせました。

ところがどっこい、彼女が帰った数分後、枕元から聞きなれないアラームが……。

「スマホ忘れとるやんけ……ぉぃぉぃィイ……」


どうしようか考えて、俺はスマホで彼女に、

「おい!スマホ忘れとるがな!今どこだ?」

とLINEを送ってその場でピコーンとなるという天然を発揮しながら、大慌てで自宅を出て彼女を追いかけた。


「どっかで追い付いたらイイな」

と思ったが結局彼女のご自宅まで行きましたわ。

寝巻き姿で彼女んちに行くのは向こうの人々からイメージダウンされかねないため、彼女が出勤する時間まで、家の前から熊よけ鈴3個を真鍮磨きでピカピカに磨きながら待機。



遥々鳥取市からガソリンもガソリン代も無い中スマホ持って行ってあげる優しい俺。

彼女は自宅出てすぐスマホ忘れたこと気づいたらしく、仕事終わってから取りに行く予定だったらしい。

だっちんヨコセ!щ(゚ロ゚щ)


さて、前置きが非常に長くなりましたが、米子までせっかく来てしまったため、久しぶりに伯耆富士を見に行きました。

2月まで働いていた大山の介護施設の前をわざとらしく通ってみた。

「おーい俺だよ〜。こないだまで働いてた俺だよ〜」と言わんばかりに。

本来なら、今月そこの介護施設に6回くらい応援入ってたんだけど、仕事辞めたからな……マジで申し訳ない!合わせる顔が無い。



↓懐かしいアングル。
仕事行く前にパシャパシャ撮ってた景色。


俺「せっかく米子まで来たし、大山登ってから帰るかなぁ🤔🤔🤔」

と思ったのだが、昨日クルマのトランクを掃除&整理するため、リュックサックや釣り具を全て部屋に持って上がってしまったため、諦めました。

と言うか、咄嗟に自宅を出たゆえに、寝巻き姿だわ靴下も履いてないわパンツも履いてないわで、山に登ってはいけない日。

ただ、今日は朝から大山がものすごく綺麗だったため、

「元谷から北壁を見てみよう!」

と思った俺は、ダイワゴアテックスレインウェアを着込み、裸足で登山靴を履き、MOZUの肩掛けカバンに二日前のコーラとコーヒーを入れて上がってみることに。

登山道にはイワカガミが咲き始めてました。
この花、山が好きなオバサン達から「イワカガミは何か好かん。花が下向いとって気味が悪い。」と、あんまり人気が無いが、俺はわりと好き。
大山のイワカガミは、ヤル気が違うのか花を10個くらい付けてて重たそうでした。


大山大雪渓と、荒々しい北壁。
山の上から大きな岩がけたたましい音を立てながら崩落していました。山が削れながらも大山は生きているのです。
大いなる山、大山からパワーを頂いた俺は、極限まで北壁に近づいた帰り道、大山大雪渓をスキーで気持ちよく滑り降りました。約24年ぶりの人生二度目のスキー。なかなか上手い具合に滑れません。滑ってるのは自分の生き方です。



荒々しい北壁を滑り降りる34歳。
44秒、くれても良い方はご覧ください。
多分酷いです。

わたくし達の大山。約2kmに及ぶ大山の北壁は、日本海から吹き上がる厳しい季節風をダイレクトに受けるため、北壁は植物を寄せ付けない雄々しい鉄壁の山。とはいっても、そんな荒々しい北壁にもサンカヨウは自生しているのですけどネ(笑)まだ土の中ですが。


午前中は大山の北壁に滞在して終わってしまい、駐車場に戻った頃には大山は濃いガスに包まれてしまい、抜群のタイミングで北壁をダイレクトに見れたなと得した気分でした。

「関金超えて帰るかな」
と、北壁から真反対の南側へ。
ここは、サンカヨウを最近よく見に行ってる擬宝珠山です。
写真左側の斜面にサンカヨウ畑が広がっており、連日すごい人です。
ちなみに、この場所から300mほど左側にも、凄まじいサンカヨウ畑が広がっています。
せっかくなので、擬宝珠山に登って帰ることにしました。くれぐれもケツを出さないようにズボンを目一杯あげて。

↓  
コレな( •̀ω•́ )σ
ひと株ひと株がデカい(笑)


擬宝珠山は1110mありますが、登り始めの時点で標高900m近くあるため、高低差が少ないのでわりとスグ登頂できます。
つづら折れな登山道をクネクネと上がって行けば40分もかからないくらいで山頂に着きます。
俺は合間合間に咲いてるスミレやショウジョウバカマを撮影しながらだったので一時間かかりましたが。

↓ 山頂から眺める岡山県方面。
THE中国山地☺️登ったことがない山々が沢山ある。


↓擬宝珠山に登ったご褒美。
「カタクリの花」です😀今年は擬宝珠山まで度々来てたが、ふもとに咲くサンカヨウに熱中し過ぎてカタクリ見れないかと思ったがギリギリ間に合った😅
地上に出るまで10年近く土の中で生きるカタクリの花。ほんの2ヶ月だけ地上に現れ、スグ枯れてしまう儚い花。
なんとも言えない形をしている可愛らしい花。
だいぶ終わりかけでほとんど枯れてましたが、見れただけでも本当良かった(*^_^*)ホッ

ちなみに、コレもだいぶ終わりかけです。
カタクリは地面に生える小さく可愛い花。写真撮影するためには視点を低くせにゃならず、美しいプリケツを出さないよう非常に気を遣いました。普段なら写真家たちで大混雑するこのカタクリロードですが、今日は夕暮れ時も相まって誰も居なかったのが不幸中の幸いでした。ガチな写真家の方々は、うつ伏せで一眼レフカメラを向けて撮影したりしてます(笑)
俺はまだその域には達してない。


控えめに言って3000株くらい咲いてました。
ちなみにカタクリは限られた山にしか自生しておらず、日野郡の毛無山や船通山もカタクリがたくさん自生してます。鹿野町の鷲峰山もカタクリがあります。


根曲がり竹畑を伐採しただけの刺々しい旧スキー場で大の字になり、激しい目眩と戦いながら気持ちよく日向ぼっこ。


山陰のマッターホルン「烏ヶ山」
カラスガセン1448m。大山にしろ烏ヶ山にしろ、前は二日続けて登ったりしてたが、今はそんな元気ありません(笑)


今日はマジで約14kmくらい山を歩いた😅
ふくらはぎがパンパンだ。
ただ、今日はお金一切使わずに一日を楽しめて良かった😃飲み物も二日前に買ってもらったコーヒーとコーラをチビチビ飲んで何も食べず凌いだから腹減ったわ。
山歩きは本当、健全で楽しい趣味。
花を見ながらの登山は特に楽しいし、春はいろいろな花が咲くから行かざるを得ない状態。
そして今日は、大山の美しい森の中で、宝石箱のように美しい小鳥たちをたくさん見ることが出来ました。 真っ青な小鳥やオレンジの小鳥や黄色い小鳥や。
普段から、バードウオッチングしながら歩いてるが、たまたま目先に留まってくれたキビタキの写真だけ頑張って撮りましたが、スマホじゃやっぱり厳しいですわ。
チョコまかと木々の間を飛び回る小さな鳥を美しい画質で撮影してるガチな方々を本当尊敬してます。
人っ子一人居ない奥大山の深い森の奥で、姿までは撮影出来ませんでしたが奇跡的に唯一動画に残せた一羽の鶏。
28秒、心と時間に余裕のある方のみご覧ください。

たぶん、鳴き声的に大山鶏ではなく鹿野地鶏だと思います。上手に撮れなかったけど。


長くなりましたが、今日は一日中大山を徘徊して終わりました。関金から倉吉、三朝を経て、ヘアピンカーブの佐谷峠をコロがして帰ってきました。

楽しい一日でした。
明日は、米子市の友達と鳥取市でフカセ釣りします‪🎣‬
鳥取市では釣りしたことが無い方なので、記念すべき一日になることを祈ってやみません。

ちなみに、「徘徊」「登山」というワードは禁止タグのようです(笑)なんでやねんΣ\(゚Д゚;)