おはこんばんにちわ
ふじのです。
頑固でケチな性格の事を心理学では肛門性格と呼ぶんですって。
ヘンタイッ!!
さてさて。
住環境を旭化成オリジナルのシミュレーションシステムARIOSにて見た我が家を見せていただきました。
営業さん
「このシュミレーション、かなり精度高いんですよ。業界でも、ウチの右に出るものはないと思います。」
設計士さん
「元々、バケ学の会社ですからね…。
色々と経度や緯度を細かく調べてこういうのに落とし込んでくれてる人がいるんですよ。しかも滅茶苦茶緻密に色々とやってくれてねえ…。周りの家からの影響もちゃんと計算にいれてるんですよ。そこまでやれるのはもう変態ですね。すごい人いるんですよ」
と、ほめて落として持ち上げる設計士さん。
冬は朝の8時半〜9時頃位にならないと日差しが当たりません。
目の前のマンションがちょうど夜明けからの朝日を遮ってしまうんです。
なんていったって、その件のマンションに今私達が住んでる訳なので、住宅環境の事はまさに目の当たりにしてるわけですよ。マンションの1階の廊下から最上階の廊下より、すべての階数の角度や高さから新居がどう見えるのか実際に見て、抜かりなくチェックチェック。
こちらは通風シミュレーション。
うちには吹き抜けがあるのですが、元々、吹き抜けなんて一切オーダーはしていませんでした。
間取り提案を見て、「吹き抜け、いらね~~~~~~」(掃除とか電気の付け替えとか面倒くさいから)と思いながらも、設計士さんがつけるんならなんか意味あるんだろうな、と黙ってお任せしていたのですが、このシミュレーションを見て合点がいきました。
開放的でオシャレだから!ってだけで導入しているのなら、いずれ吹き抜けについて突っ込みを入れようと思っていたのですが、こうやってちゃんとした目的と理由を見せていただければなんの文句はありません。納得納得。
ここ、パントリーとなっておりまして。
シミュレーション上は光も風も通っていますが実際には閉めっぱなしになる扉があるため、本当は光も風も通りません。
そこで設計士さんは「ここに少し大きめの窓を作りたい」と提案してくださいました。
最初は高窓が付いていたのですが、向かいのマンションの上階からだと丸見えになっちゃう事と、吹き抜けのお陰で日当たりは悪くはないけれど、ここに大き目の窓があればさらに明るさも通風もグンと良くなるよね、という事で提案されたのですが、、、
「自分は窓、嫌ですね」
と反対したのが夫。
「えッ、なんで!??」 と驚く設計士さん、営業さん、私。
「大きい窓はいいけれど、大きい窓=侵入口になる。泥棒が一番狙いやすい窓になるんじゃないか、という事が心配。」
そう、お父さんは心配性。
日中私一人になる&帰宅が遅いので、嫁と子供達だけで過ごす時間が多い、という事で夫の一番の重要ポイントは「防災&防犯」。
セコムにも「ヤクザの事務所かってくらいカメラつけてくれ」とオーダーしていました。
防犯会社にヤクザの事務所をオーダーするなよ。
「窓をつけるなら、こういう人の入れないタイプの窓がいい」
と確かに侵入不可な形の窓を希望。
窓から人が入ってこれないのは全然いいんですが、ふと「こんな人の出入りができないような窓ばかりじゃ、万が一火災が起きたら家の中から逃げられなくない?」と思ったんですが、
「万が一火事が起きたとしても、火災が起きた一部屋だけで収束するので大丈夫です。家全体に燃え広がるような構造はしていませんので、そこだけで火は止まります」
とのことでした。
そしてこの形の窓だと通風はよくても、採光面であともう少し面積が欲しい~となる設計士さん。
明るい陽射しと心地よい風は家の快適!窓は心の豊かさよ!
VS.
窓は泥棒の玄関だ!狙われたらおしめぇだ!オラそんなの嫌だ!
というバトルが始まったのですが、途中で主人がタイムアップとなり夫だけ退席。
火をつけるだけつけてお前…と思わんでもないですが、仕事だからしょうがないですね。
そのあと私だけで設計士さんのつけたい窓を実際に見つつ、設計士さんの説明を耳にしている所で営業さんの一言が。
「う~ん。設計士さんの言ってる事も窓の働きの事も、大事なことだと思うんです、もちろん。理屈も理由もわかります。
でも、ご主人様のお心を遮ってまでつけなきゃいけないものなんですか?」
という痛烈な一言で、
…フッ……俺の負けだよ……
スゲエ…!私より主人の気持ちの事をちゃんと思いやってる…!
となり、窓はお家の豊かさよ!VS.窓は泥棒の玄関よ!な二人の戦いは、夫の意見が通りこんな感じでスリット窓を何個か並べて設置する、という事で決着がつきました。
私は別にどっちでもよかったです。
……あれ!?
これ掃除面倒臭くね!!??