【3/27追記】
今回メモリの増設を行って感じたが、
メモリの増設或いは交換は難しく無い。
購入時のメモリが少なめの場合、自分でメモリを購入設置すれば安く能力を嵩上げ出来る。
また最近のパソコンは製造段階からメモリの増設だけではなく、CPUやハードディスクも交換し易い様に工夫されている様だ(特に海外ブランド)。
昔ノートパソコンの『キーボードを剥ぎ取り』その下にあるスロットにメモリを差し込んだ(某大手国産品)が、その様な事はもうあるまい。
機械に弱い自分にも出来たので、「機械には詳しく無いから」と諦めて居る方には、チャレンジをお勧めしたい。
但し全ては自己責任なので、メモリの選定から設置まで、呉々も慎重に行って頂きたい。
【追記終了】
Lenovoのノートブックを購入してから半年以上、購入時の設定を変えずにメモリを「2GB」で使用してきたが、最近メモリ使用率が75%~90%と表示される事がある事から「メモリ増設」を行なった。
以下「自分の実際の作業」を記録しておくが、同様の作業を行う方の役に立てば幸いである。
該当機種は「Lenovo G570」だがこの機種は同名の多数の規格製品が出荷されており、自分の製品は「Lenovo G570 4334」の名称のついた機種(Lenovo公式サイトには機種名が無い(^_^;))。
製品情報を見るとメモリ増設は最大8GB、メモリスロット(メモリを挿入する場所)は2箇所用意されており、一つのスロットに2GBのメモリがセットされている。
そこで空いているメモリスロットに「4GBのメモリ」をセットして6GBにメモリを増設した。
注)G570の最大メモリは8GBだが、製品によって購入時にメモリが最大の8GBまでセットされている場合があり、或いは2GBのメモリが2つ(計4GB)セットされている場合もある。
後者の場合は既存のメモリを抜いて新しい拡張メモリを挿入する必要があるので、製品の「仕様」で確認しておく必要がある。
【例;4334D9J 4334D6J 4334D8J 4334D7Jの製品仕様】
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【以下自分の行なった作業の画像と解説等】
以下のメモリ増設は『Lenovo G470/G475/G570/G575 ユーザーズガイドv1.0』の「付録A.CRUの交換方法(P37-)の手順に従った。
1)メモリの種類
メモリは「DDR3 SDRAM (double-data-rate three synchronous dynamic random access
memory)」を使用する。
購入に際しては価格ドットコム等を参照し、パソコンに疎い自分でも名前を知っている「Transcend社」の製品がAmazonで比較的安価に出品されていたので、これを購入した。
BUFFALO ノート用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 2GB D3N10.../バッファロー
価格未定
Amazon.co.jp
価格は日替わりで変動する様だが、自分の購入価格は¥1770円だった。
先ずは、ガイドを良く読む。
バッテリーを始め、付属部品は外しておく。
ガイドの通り裏側のネジを緩める
但しネジの刻み(+)が細いので普通のドライバーでは回すことができない。
精密機械用、或いは眼鏡用等の細いドライバーを準備しておく事をお薦めする。
5個のネジを緩めて裏蓋を外す。
蓋はしっかり締まっているため、自分は裏蓋の左側からマイナスドライバーを入れて持ち上げた。
蓋の裏を見るとこの様になっている。
裏蓋を留めているネジはこの様に「蓋から外れない」構造になっているので、ネジは「緩める」事はできるが外す事はできないので注意。
裏蓋を外すとこの様に中の部品が見える。
メモリスロット部のアップ。
もしスロットが二つとも埋まっている場合には片方を外し、そこに大容量の新しいメモリをセットする。
メモリを斜めに差し込む。
画像で見るとこうなる。
横から見るとこの様に角度がある。
斜めにセットしたメモリを上から抑えてボードと平行にする。
奥まで入っているとメモリがラッチ(抑え金具)に丁度収まる。
蓋を元の状態に嵌め込みネジで留める。
正しく取り付けられていることを確認するために後述の作業を行う様にと記されているが、自分は「コントロールパネル」から「システム」、或いは「システムとセキュリティ」から「RAMの量とプロセッサ速度の表示」で、「実装メモリ」の数値でメモリ容量を確認した。
【ガイドp39より】
1 電源を入れます。
2 起動時に F2 を押しておきます。BIOS セットアップユーティリティの画面が表示されます。System Memory(システムメモリ) の項目に、コンピュータに設置されたメモリの総容量が表示されます。
以上。
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