British Medical Journalの「MMRワクチンと自閉症の関連について発表された論文は捏造だった」という報告に関連した件について、昨日も記事を記しておいた。
ついでに先程Googleで関連ニュースについての検索をかけてみた。
１）「vaccine MMR austim」での検索結果（英語）
２）「ワクチン MMR 自閉症」での検索結果（日本語）
１）、２）共に同じ検索ワードでニュース検索をかけているのだが…
同じ条件で検索し、ピックアップされた関連ニュースが「英語は７４９報」、かたや「日本語は２報」。
世界で英語を用いる英語圏の人口が多いとは言え、この差はあまりと言えばあまりではないか？
しかも報道しているのは所謂日本の大手マスメディアではない。
これは報道に偏向があると言えないだろうか？
恐らくこの件を報道しないのは、単に記者が勉強不足で二流のジャーナリストである事と、危険ではないという記事を好まない二流三流の読者が多い事のどちらか、或いは両方が原因であろうと自分は考える。
医療関連を取材している記者は、この情報を重要視していないのだろうか？
それとも個人的にはこのニュースを報道したいという記者に対して、デスクがそれを許さない（「こんなもの記事になるか！」と一喝していそうだ…(-з-)）のかも知れない。
理由はどうあれ、日本のマスメディアは世界のジャーナリズムとは異なる情報媒体だと言えるのではなかろうか。
結果的にはこの様な情報を国民に周知させる事をしないという事で、予防医学の面で国民の利益を削ぐ事に加担しているという自覚は全くないのだろう。
やれやれなさけなや。何をか況や。orz