「兵隊の仕事には死ぬことも含まれているのだ。」(ロバート・A・ハインライン「宇宙の戦士」)
正確ではないが、上記の様な記述があったと記憶している。
現実にはそこまで納得している兵隊は寧ろ少なかろう。
とは言え、その様な死生観には憧れを感じる。
生死の狭間で平静な精神状態を維持して事に当たる。
その様な精神状態を戦場で持ち得るのであれば、それ以外の場所でもそれを維持できるのではないか?
命は儚いもの。朝生暮死は蜻蛉に限ったことではない。
いついかなる時にも命の終わりを笑って受け容れる。
その様な生き方、死に方をしたいものだ。
苦しみ悲しみは不幸ではない。
「いつも幸せである」事は実現不可能なのでは無い。
非常に困難であるだけだ。