精神疾患は「食事」では治らん・・・((+_+)) 【マクロビオティック】 | まぁ、こんなもんでえぇんとちゃう?

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mixiの「マクロビオティック(玄米菜食)」コミュニティーに上がっていた、「精神の病、治りますか? 」というトピックを読んで、久々に怒りを感じた。


感情的にならぬ様、其れなりに抑えた文章をコメントしたつもりだが、此方にも自分のコメントを記しておく。


何故自分が怒りを感じたのか?それは標題の通りである。


精神の疾患に対して、食事により其れを良くしよう、自分は良くなった、などと言う経験談は、単なる思い込みである可能性が大きいと自分は判断する。


その様な経験談は、「三度の食事」を整える事による「生活のリズムが整う」、或いは「精神的な余裕が出来る」等の生活上の変化が効果をもたらしたのかも知れない。


また「食事を変える事で良くなる」という情報を「信じた」事による「プラセボ効果」である可能性も大きい。


そして何より自分自身がうつ病の経験者であり、現在も抗うつ薬を服用している「現役患者」である事から、「食事のみでメンタルの疾患を軽快させる」事に無理を感じる為である。


トピックにも書き込んだが、「何故マクロビオティックが時にカルトに近い扱い」をされる事があるのか、該当トピックを読んで理解できた気がする。



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【以下、mixiコミュニティー「マクロビオティック(玄米菜食)」 『精神の病、治りますか?』トピック に書き込んだ、我楽者の文章】


88 2010年01月17日 16:44  我楽者



マクロビオティックが何故「カルト」と同列に扱われる事があるのか、このトピックを読んで理解できた気がします。

病人に対して専門家による医学的治療を勧めず、食事による体質改善で対処できると主張する人々が多数居られる様ですね。マクロビオティック実践者の方には。

これは社会に対して害をもたらす行動だと私は判断します。

せめてもの救いは、このトピックにおいても「まともなアドバイス」をしている方が居られる事。

作成後既にかなりの期間が経過していますが、トピ主さんがきちんとした治療を受けられておられる事を祈ります。

因みに(トピ主さんの場合は「うつ状態」であって、「うつ病」或いはそれ以外の疾患かどうかのは判断はできませんが)精神疾患を民間療法等に頼ったり、或いは精神科医の診察を受けなかった為にどの様な悲劇が起きるかは、下記(★)サイトを参照してください。

治療開始が遅れたり、治療を中断したり、或いは治療をしなかった為に、或る方は「自殺」、またある方は「(一生)回復の望めない精神の荒廃」にまで陥った、その様な重症例も記載されています。

マクロビオティック「のみ」で精神の病に対処する事を推奨される方は、その勧めに従ってそのような悲劇的な結末を迎えた方が居られた場合、その責任を取る覚悟がお在りなのでしょうか?
「死に至る可能性の或る病」に対して、きちんとした治療を受ける事を躊躇わせる「誤った情報」を伝えるべきではないと、私は考えます。

(★)参照サイト;
Dr 林のこころと脳の相談室(http://kokoro.squares.net/ )の「精神科Q&A」を参照の事

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なお、このトピックを作成した方のmixiプロフィールを覗いてみたが、どうやらトピック作成時と同様(職場は同じか否か不明)の職に付いている様であり、また「マクロビオティック」及びそれに類似した「怪しい民間療法」のコミュニティーには入っていないので、安心した。

恐らくマクロビオティックなどの食事療法が精神疾患に効果がない事に気付き、同時に其れに対する過度の期待も消失して、コミュニティーを退会したのであろう。

尤もトピック作成時に、既に精神科の薬を服用しているとの事であり、また該当トピックの5番のコメントで「自分の事は自分で決断しなくてはという気持ちがわきました。 食生活を見直しつつ、今後の進路を決めていきたいと思います。」とも発言しているので、その後精神科での投薬等の適切な治療を続け、メンタルの状態も良くなったのだと自分は想像している。


因みに上記の自分の文章は、5番のトピ主の返事の後に、色々と知ったような顔の(いやネットで「顔は見れない」のだがw)マクロビオティックの『信者』(という言葉が恐らく適当と思われる)による「マクロビオティックが精神疾患に対して効果がある」、或いは「精神科で処方されている薬を否定する」旨のコメントに対する自分の「意見・見解」である。


【1/19追記】

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【以下、mixiコミュニティー「マクロビオティック(玄米菜食)」 『精神の病、治りますか?』トピック に再度書き込んだ、我楽者の文章】


>144 ゆかえもんさん

>132でかずりん♪さんが既に述べておられるように、トピ主さんは1年以上前に既に自分なりの結論を出し、このコミュニティーも退会しています。
従ってトピックに書き込まれた最近のコメントは、各自の「意見の出し合い」であって、「トピ主さんへのアドバイス」では無いと私は判断しています。

>132かずりん♪さん
>えーと、そもそもこのトピ主サマ、5で自分なりの結論を出した後、とっくの昔にこのコミュ辞めてるんですけど、みなさんいったい誰のために鼻息荒くしてアドバイスしてるのかなー?

このトピックを読んでいるかも知れないうつ状態の方、身近にその様な方の居る人、或いは将来自分や身近な人間がうつ病などのメンタルの疾患にかかる可能性のある方の為です。

「うつ病の発症が食生活に起因する」、「薬を辞めればうつ病が治る」、或いは「精神医薬品の服用は害である」等と言う戯言が広まる事は、うつ病患者にとって不利益を生じます。
一つにはそれを患者自身が信じる事で、現実に効果がある事が証明されている治療法を受ける機会を逸する可能性が生じます。
また周囲のうつ病患者に対する正しい理解が妨げられる事により、患者の治療の機会が妨げられる可能性があります。
更に「うつ病は食生活や薬のせい」→「患者自身に問題がある」という短絡思考を引き起こす可能性はありませんか?
周囲の人間の病に対する理解が無い場合、それは患者にとって非常に苦痛となります。

投薬やカウンセリング等の現代医療で用いられている治療法は、「効果があった」という証明がなされています。
勿論医学は万能ではないので、その様な治療を行なっても中々快復しないケースもあります。或いは医師の誤診や知識や経験不足の為に適切な治療を受けられずに快復しないケースもあります。
しかし前者であれば、投薬の量や種類を変更したり、入院によって外界からの刺激を減らして精神の負担を減らす事も治療法の選択肢であります。
また後者の場合は問題は診断と投薬などの治療方法が問題なのであり、適切な治療を受ければ改善する可能性があります。
いずれにしても、投薬などの治療法自体が誤りであるという訳ではありません。

私は例えば、うつ状態で食欲が無く食物も喉を通らない様な人間に対して「マクロビ食で治そう」等といった本末転倒のアドバイスがなされない事を希望します。

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