旧東北本線、青森⇒盛岡駅間を完乗してみた。
東北新幹線青森開業と同時に民営分割化された路線。
新幹線が通るのは青森県民・岩手県民共々に大いに歓迎するものなのだが、
当時、その引き換えに、
東北本線の盛岡~青森間を、トカゲのしっぽ切みたいに切り離すことはないだろ!
って不満を感じる思いがありました。
なれど、開通以来14年ほど経ちますが
今となってはどうなんだろう?つてな思いもあって乗ってみました。
青森~盛岡まで約200km 3時間20分、普通電車に揺られて5590円
新幹線利用と比べてみると
新幹線新青森駅~盛岡約180km 約1時間30分、指定席利用で6580円
圧倒的に新幹線の勝利。
結論的には
青い森鉄道株式会社の関係皆様、IGRいわて銀河鉄道の関係皆様のご苦労を推察すのに余りあるものがあります。
畏敬の念を抱きつつ乗車させて頂きました。
青森駅の青い森鉄道。隣りはJR特急「つがる号」
青森駅→目時駅までが青い森鉄道。
その先の盛岡までがIGRいわて銀河鉄道。
旧東北本線なので複線。スピードも結構出すので気持ちいい。
助手席の車掌さん。多くの駅が無人なので、切符の受け取りや料金の徴収をやっていた。
八戸駅からはいわて銀河鉄道に乗り換えて盛岡へ。
ローカル線と言えども、もともとは本線。
貨物列車の通過もかなりあって、物流路線としての利用価値は相当高いんだろうな。
JRとしても、赤字路線を民営化出来て良い面もありつつ、
これからの鉄道事業の有り様を考えさせられる路線でもありました。