あなただけの弥勒になってあげる

4月から本格的に始動しているわけですが、動き出した途端、一気に歯車がまわり出したような気がしました。
その中で改めて犬神サアカス團というバンドについて考えたりしています。

世間の方が我々をどう捉えているかはわかりませんが、実は非常に万人向けです。
誰にも知られたくない、誰にも触れられたくないことがない人っていないでしょ？
大なり小なり、そこを抉られると嫌な気持ちになったり、辛くなったり、怒ったり、悲しくなったりするのです。
そして、そんなことはこの世の中では日常茶飯事なのです。
誰でもそうなのです。
生きてるだけで恥ずかしいのです。
きれいごとなんかないのです。
妬み嫉み粗探しは当たり前なのです。
昨日の敵は今日も敵で一生敵なのです。
自分さえ良ければそれで良い人しかいないのです。
でもその度にいちいち死んでたらキリがないのです。
だから死ぬのはあたしじゃなくてお前だよ！なのです。
犬神サアカス團は生き地獄を生きる人のための音楽です。
どうせ死ぬから、死ぬまで生きてもいいんじゃないでしょうか。
死にたくなったら我々のライブに来て抉られてみてください。
そうしたら、いろんなことがどうでも良くなって笑えるかもしれません。


それでは聞いてください。
犬神サアカス團でアルバム「セタカムイ」から「残酷楽園」。