機材車炎上についての僕からの視点とその後 | 犬神サアカス團 犬神情次2号オフィシャルブログ「じょに談」Powered by Ameba

機材車炎上についての僕からの視点とその後

明兄さんがブログに事の顛末を書いてくれてたので、こちらをご参考に。


ただ、電話の応対は全て僕がやっていたというのもあるので、停車後からの流れを一応僕の視点からも書いておきますね。

まず、レシートで軽油を入れられた事を確定してガソリンスタンドに電話
→状況と停車場所等告げるとJAFを手配してくれる
→後にJAFから電話あり、到着に50分程かかると言われる
→電話中に外に出て避難してくれと言われたので出てみたら火災に気付く
→火災の事実をそのままJAFに伝え、すぐに来て欲しいと伝える
→JAFからすぐに消防にも連絡してくれと言われる
→と話してる間に運転していたスタッフが既に非常電話より消防に連絡をしていた
→車外のガードレールの外側に広めのスペースがあったので、そこに避難
→暫くするとまず警察が到着
→警察による消火器での消火活動開始
→ほどなくして消防車両が到着
→貴重品を車から出すように言われたが、まだ火が残ってるし、身の回りの貴重品は既に各々携帯済み。機材や衣装、物販等はどれも貴重品なので瞬時に取捨選択も持ち出すことも不可能と判断し、最悪諦める覚悟を決め、消火活動を続けてもらう
→幸い、車両下部のみの火災だったので、消火後も機材や座席等にあった荷物には影響なし
→消火活動の最中にも警察と消防の両方から同じことやそうでないことを何度も違う人に問われて説明に追われる
→消火活動が終了し、しばらくするとJAF到着。電話連絡から1時間以上経過していたと思う。
→機材車がレッカー車に乗せられ、車を持ち込むディーラーが確定した段階でガソリンスタンドに電話し、今後どうするかを相談
→スタンド側でレンタカーを手配してディーラーまで持って行くが、まずGS店長が我々と一緒にディーラーへ向かうとのこと
→最寄のインターまでレッカー車とパトカーで我々も移動し、そこでGS店長と合流
→そこからレッカー車とGS店長車でディーラーに
→店長からの謝罪と何故ミスが起こったかの説明を受け、今後について話す
→レンタカー到着し、荷物を入れ替えて出発

ざっくり書くとこんな感じでした。

補足説明として、最初車から出てなかったのは、車から出て轢かれてしまうリスクを考えて、車内の方が安全かも?と思っていたからです。
実は停車後も焦げ臭い臭いはずっとしてて、エンジンはすぐに切ってたんですが。
JAFの方に「車内にいると追突された場合に逃げ場がなくて危ない」と言われ、たまたまガードレールの外側に広めのスペースがあるのに気付いたので、そこなら安全だろうと判断して外に出ました。
ケースバイケースですが、JAFからの提言がなかったり、場所が悪かったりしたら車から出てなかったかもしれません。
大事には至りませんでしたが、下でずっと火が上がっていたと考えるとゾッとしますね。
アクセルが効かなくなってからもなんとかトンネルから脱して路肩に駐車し、火事に気付いてすぐに非常電話から消防に連絡をしていたスタッフの判断と対応は見事で、本当に感謝です。

それから、何故我々が「油種違いじゃないか?」とすぐに疑いを持てたかというと。
もちろん、明らかに給油してからおかしくなったというのはあるんですが。
普段から、特にツアー前になると、機材車を管理してくれてる明兄さんがきちんと然るべきところへ車を持って行ってマメに整備してくれてるんですね。
これがあるからいつも安心してツアーに出られてるし、今回の件もまず原因を給油後に絞って考えられたというところがあると思います。
流石リーダーです。
さすリーです。

結果的には我々も機材等々の荷物も見る限りは本当に無傷で(実際に音を鳴らしてみないと分からない部分はありますが)、車のみ動かないという現状ですが、上記の通りガソリンスタンド側がレンタカーを手配してくれて、それによってツアーを続けられてます。

もちろんレンタカーの料金はガソリンスタンド側が持ってくれてます。

そして、我々の機材車が乗れる状態になって戻って来るまではそのレンタカーを自由に乗ってて構わないと言われてます。

今日犬神公式アカウントのツイートもありましたが、ただの故障ではなく、火災が起こっていて警察と消防に出動してもらってるので、実況見分が必要とのことなんですね。
つまり、なぜこの火災が起こったのかっていうところをきちんと調べて報告しないといけないみたいなんです。
これは、今後同じようなことが起きないようにってことだと思うんですが。

ということは、それが終わった後でないと修理に取りかかれないということなので、少なくとも数週間の時間がかかるだろうとの見込みです。

もちろん、修理に取りかかってみたら直せる状態ではなくて、新しい車を買わざるを得ないという状況も考えられますが…

そうなった時にガソリンスタンド側がどう言ってくるのかによりますが、あちらの非の認め方や謝罪の感じ等から考えると、我々が何らかこれ以上損をするような話にはならないだろうと個人的には思ってます。
店長さんのお話によると、担当者本人へ直接の確認、防犯カメラでの確認等さまざまな角度から調査した結果、100%こちら(ガソリンスタンド側)が悪いとおっしゃって謝罪してくださったので。
ガソリンスタンドの方がなかなか火災現場に来なかったのはその辺の調査をされていたから、というのもあるんじゃないかと思います。

ちなみに、今日行われた実況見分は表面だけを見る感じの簡易的なもので、後日エンジンをバラしたりして細かく中を見て調査すると、交通機動隊の方から連絡がありました。

今後はこういうことがないよう、もちろんガソリンスタンド側にもより一層注意していただきたいものですが。
我々も信用し過ぎずに、きちんとレシートで油種を確認した方が良いですね。
滅多にないケースかもしれませんが、起こってしまうとかなり大事になる可能性があるのを我々が現実に体験してしまったので(笑)

というわけで身体も荷物も無事だし、車もどうにかなってるので、もう日付的には今日(5/9)の大阪あべのROCKTOWN公演と、5/16ツアーファイナルの高田馬場CLUB PHASE公演も頑張ります!
多分レンタカーのままだけど!