夏化粧
09/07/20 21:24
もうすっかり夏ですねえ。
親父の病院のすぐ隣にある長久保公園です。花壇がパンジーから赤いサルビアとブルーサルビアのミックスに変わっていました。赤とブルーのコントラストが絶妙でした。公園の花も夏化粧です。
今日は晴れたり曇ったり、絶好の祭り日和でした。親父の病院へ行く途中、たくさんの神輿とかなり疲れ果てたおじさん・お兄さんたちを見ました。酔っ払って千鳥足のおじさんも・・(^-^)
ご苦労様です。まだまだ祭りは続きますよ。
今日の親父はあまりいけませんでした。かなり衰弱していました。言葉があまりよく聞き取れないんですが、終末が近いと言って笑っていました。食事もNsに半分以上食べさせてもらっています。
明日まで抗生物質の投与が続きます。その後の変調が怖いです。
親父は元気になったら、125CCのバイクが欲しい。釣りにも行きたいと言っていました。でも、もう自分でもそんなことは不可能だと分かっているようです。自分の生まれた家や初めて買った家の話のことなど、むかしばなしをポツポツと話します。
ハカラメの写真を見せたら、ずいぶん大きくなったものだと喜んでいました。病院の手前の7&11で買った読売新聞を置いてきました。元気になったら読むそうです。
最近、おれが「もう帰る」と言うと、俺の手を握って離しません。口には出さないけど不安なんですね。だから、手を握ったまま、いつも10分以上はお話をしています。
祭りは今を生きる人のためのもの、病院は明日が危うい人のもの。
元気な時には精いっぱい「いのち」を燃焼させるのが、いい人生につながるような気がしました。