話は前後しますが、親父の看取りに至るまでのあらましを示しておきます。

 

1) 両親は新幹線で2時間位の地方都市の近くに住んでいました。

2) 私には一人の兄がいましたが、会社経営に失敗して多額の債務を抱え蒸発しました。今でも行方は分かりません。

3) 母は長い闘病生活の末83歳であの世へ旅立ちました。この時は半年会社を休んで看取りました。

4) 一人になった父は私と暮らすことを選び、家屋敷は売却しました。

5) 同居した父は毎年のように入院していましたが、3年目にガンが見つかり、高齢であることから手術、抗がん剤治療は諦め対処療法だけとしました。父には最後まで不治の病であることは内緒にしていました。

 

ざっとこんな流れです。それでは始めます。

 

 

自転車と季節の変化

 

 09/02/27 12:40 .

 

今週はずっと雨ばかり。

 

正月の親父の入院以来、毎日の病院通いが仕事になってしまった。

 

雨が続けば、病院にはバスで行くしかない。

 

バス嫌い。

 

 

晴れている日には、自転車で行く。

 

片道20分をミヤタの7段変速自転車で出来るだけ重いギアで突っ走る。

 

運転し難くて、おんぼろだけど、手入れだけは欠かさない。

 

自転車で行くと、筋トレになるし、季節を肌で感じることができる。

 

向かい風のときはなかなか進まないけど、一生懸命ペダルを踏む。

 

 

川沿いの道からは、カモやオシドリなどの渡り鳥が見える。

 

小魚を狙うサギもじっと息をひそめている。

 

それをフェンスの向こうからのぞいている猫もいる(笑)

 

 

梅の花もつぼみの段階から毎日のように見てきた。

 

いつの間にか、梅がいい香りを漂わせるようになり、水仙も咲いている。

 

桜も早生は咲いている。

 

ソメイヨシノ君はまだつぼみ。

 

この長雨も冬と春とのせめぎ合い。

 

来週は親父を転院させるための面談がある。

 

これが終わって転院できれば、自分の仕事に戻れるはず。

 

もう少しがんばる。

 

春はもうすぐそこにいるのだから・・。