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登場人物紹介

私(いぬころ子)

長年にわたる夫のモラハラ攻撃で

心身ともに疲弊している50代主婦

 

夫(梅雨彦)

高学歴で

世間ではエリートと呼ばれる50代会社員だが

家では妻にモラハラざんまい

実はその原因が

大人の発達障害疑いと判明し

社会生活に必要なスキルを

絵本などを用いて家庭内で学び直し中

カサンドラ症候群ブログランキング

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一方的なお願いで恐縮ですが
通りがかりで

批判的なコメントをお考えの場合
はじめまして

過去記事をご覧になった上で
書き込みをくださいますと幸いです

このブログは
私の夫・梅雨彦のように
一般就労できているにもかかわらず
迷惑・他害行為を自覚していないタイプ
すなわち
無自覚な大人の発達障害グレーゾーンについて
述べているものです
特性を自覚なさっている方や
社会福祉制度を利用されている方は
一切当てはまりませんので
ご理解の上
ご覧いただけますようお願いいたします

🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀

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今日も部屋にお越しくださって

ありがとうございますお願い

 

ここのところ連載した

心の傷の癒し方の投稿4件については

テーマとして

まとめて。

 

これで完結!

と思っていたんですけど。

 

タイムリーなことに!

 

朝日新聞8月10日の

オピニオン&フォーラムに

精神科の桑山紀彦医師が

インタビュー記事として

「心のケア 苦手な日本」というテーマで

お話しされていたので

補足として書いておこうと思います。

 

記事の一部はコチラ

「触れてはだめ」を超えトラウマに向き合う 精神科医が語る心の再生:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

記事の全文を読みたい方は

朝日新聞デジタル(有料)で

お確かめくださいね。

 

桑山医師は

国内外で約30年にわたって

心の傷を癒すプログラムを

実践されていて

基本的には上間氏(ハーマン)の考え方

↓↓↓

①安全の確立

②掘り起こしと振り返り

③「共世界」へ歩みを進める

 

と同じだと私は理解しましたが、

専門家の方が

同じことを語っているということで

この方法でやっていけば

良い方向へ進んで行けそう、

という

確信のようなものが持てるように

私は感じましたので。

 

 

桑山医師のお話をまとめてみますね。

まずは

物理的にも精神的にも

安全な環境を確保する。

 

トラウマとは

凍り付いた記憶と感情が

心に刻みつけられたもので

決して消え去ることはない。

 

何度もよみがえるたびに苦しくなって

時間が解決してくれるものではない。

 

ただ、

トラウマはバネになって

人生を変える起点になりうる。

 

そうなるには

辛い記憶をなかったことにしないことが

大切。

 

そのために

トラウマ、辛い記憶と向き合い、

同じような悩みを持つ人々と

気持ちを共有しあうことで

乗り越えていける。

 

トラウマに向き合うには

必ずしも

専門家の力はいらない。

 

受けた傷があまりに強烈だったり

悪化した場合は

医師や臨床心理士など

専門家のケアが必要だが

そういうケースは

全体の15%ほどである。

 

残りの85%は

社会の中で

周囲の力を借りることで

傷と向き合い、

癒すことができる。

 

 

私、

この記事を読んで

すごーく、心強く思ったんです。

 

ほとんどの傷は

社会の中で癒すことができる、

というところです。

 

周囲に安心して話せる人がいれば

話を聞いてもらえばいいし、

近くに自分に合った自助会なんかがあれば

参加してみんなで分かち合う。

 

私みたいに

そのどちらもできそうにないなら

ブログで繋がりあって

ネットの中で

同じようなことが可能だと思うんです。

 

実際には

身近に悩みを話せる場所がない、

というカサンドラさんが

ほとんどではないでしょうか。

 

このインタビューで

桑山医師は

 

日本では心のケアが難しい

 

とおっしゃられています。

日本の社会ではずっと

心の傷を触れてはいけないもの、

として扱ってきたから。

 

日本では

心に傷を負った経験が

「恥ずかしいこと」だと捉えられがちで

受け取る側も

「触れてはだめ」という態度なので

いまだに

「向き合い」が苦手な人が大多数。

 

誰もが心に傷を抱える可能性があるのに

心に傷を持った人はマイノリティーとして扱われ、

マジョリティーでなければ恥ずかしい、

といった意識が強いために

向き合えない、受け入れられない

 

 

私、

この赤字部分、

すごく腑に落ちました。

 

周囲に気軽に話せないのって

カサンドラの2次被害だけじゃなくて

こういうこともあるのかーと。

 

桑山医師が

インタビューの最後に語っていた言葉です。

心は傷ついても必ず回復する。

 

そこで重要なのは

回復した心は

傷つく前の心と全く同じ状態には

戻らない。

 

体の傷と同じように

デコボコや傷跡が残るけど

それが「自分らしさ」で

これまで歩んできた証である。

 

苦しみや悲しみも

自分らしさの一部となって

それを通して

人は繋がることができる。

 

しばしば

「傷のなめ合い」と揶揄されるが

心を支えるには

それこそが必要である。

 

 

私、

ブログで何年も

グダグダ書き綴っていますけど

それでいいんだーと

思えて

少し気持ちが軽くなりました。

 

皆さまも

なにか少しでも

心に響く言葉が見つかりますように。

 

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