今回紹介するのは、前に一度紹介した作品の続編。
現在NHKの木曜時代劇で絶賛放送中の「柳生十兵衛七番勝負 最後の戦い」です。
出演は村上弘明、牧瀬里穂、大沢樹生、照英 他
前作、島原の乱から12年。柳生十兵衛(村上弘明)は妻・るい(牧瀬里穂)と静かに暮らしていた。そんな彼の元に、父・柳生宗矩(夏八木勲)急逝の知らせが届く。父との思い出を語るうち、幼少に柳生家を出て、消息を絶った母・りん(富司純子)の事を思い出す。そこに合わせたように、今度は母の消息を教えるという文が届く。十兵衛は文の示す場所へ単身向かうと、そこには母の従者であった茂平(俊藤光利)が待っていた。茂平は十兵衛に「りん様の恨みを晴らす」と襲い掛かる。応戦する十兵衛だが、茂平達とは違う何者かに銃で狙撃され橋から転落。川の濁流に飲まれていった…
一方その時、江戸では幕府転覆を企む由比正雪(和泉元彌)が再び動き出していた。三代将軍徳川家光の病床の噂を流し、混乱に乗じて紀州・徳川頼宣(西村雅彦)を将軍の座に据えようと、来るべき時の為全国から浪人を集めていた。ことごとく正雪の策を邪魔してきた十兵衛が死んだとの報が世をめぐり、正雪は更に活発に動き出す。幕府が浪人に対する取締りを厳しくした事で、江戸から出る事を余儀なくされる浪人が増加。その浪人達の身元引受人となり、更に幕府に対する浪人を集めていった。
しかし、十兵衛死亡の報は十兵衛本人が流した流言で、彼は密かに江戸へ入っていた。昔に交流があった丸橋忠弥(照英)の橋渡しで正雪との接触に成功。直接説得を試みるが正雪は全く取り合わず、物別れに終わる。十兵衛が江戸にいると計画に支障が出ると考える正雪は、十兵衛を江戸から追い出そうと算段。徳川頼宣より、紀州に母・りんがいると十兵衛に伝え、旅に出るように仕向ける。
十兵衛は策と分かっていながらも、母に会う為紀州への旅に出る事にした。
ここまでが、現在放送されている第二話までのあらすじになります。まだ物語も序盤なので、少しでも興味を持たれた方はぜひ見て下さい。
このドラマは、あいかわらず殺陣が見ものですね。各回の最後に必ず立ち回りのシーンが入っていて、いつもそれを楽しみに見てます。ただ、今回は立ち回りのカメラワークがちょっと…。引きの絵が多くなっていて、迫力があまりなくなっているのではないかと。前作では逆に寄りの絵が多かったので、立ち回りが見づらいって苦情が来たのかもしれませんが、迫力が無くなるならちょっと見づらくても前回みたいなカメラワークがいいなぁなんて、個人的には思ってます。
では今日の一言
徳川頼宣役の西村雅彦さんの
「ゥョッヒョッヒョッヒョッヒョ」
っていう笑い方です(笑)悪人笑いっていうか、毎回なんですけど前回の杉本哲太さん同様、このドラマの黒幕役の人はいい味出してます。