フゥちゃんが亡くなって
ちょうど１週間が経ちました
葬儀場から帰って来て
いつものように
そっとドアを開けた時
どこにもフゥちゃんの姿がなくて
ハッとしました
お前が胸に抱いているのは
誰なんだ
フゥちゃんじゃないのか
その時初めて
胸がえぐれるような
激しい悲しみに襲われました
もう形はないんだよ
そうだね
それでもみんな
毎日フゥちゃんを
探してしまいます
時間が過ぎても
悲しみは癒えることはなく
深く沈潜していくもの
これからは悲しみと共に
楽しい思い出も一緒に抱きしめて
生きて行こうと思います
元々は
保護犬ブログだったのに
いつの間にか
うちの子と家族の
ポンコツブログ
こんなブログに
いつもお付き合いいただいて
有難うございました
お返しも出来ていないのに
たくさんのコメントを頂き
皆様の優しさに触れ
慰められる日々でした
先の事は分かりませんが
ひとまずブログは
お休みしようと思います
それでも
もし保護犬のために
何かできることがあれば
復活するかもしれません
どうかその日まで
皆様お元気で
私たち家族と
フゥちゃんより
皆様に感謝を込めて
またね
ポチっと押してね
旅立つ前日のフゥちゃんです
顔はバッチいし
全身ボサボサ
載せようかどうしようか
迷ったけれど
頑張った証だもの
いいよね
２０２２年、９月
台風の余波で
雨模様のある日
とある駐車場で待ち合わせして
フウちゃんがやって来ました
その日の連れ合いのメモには
「ギョロ眼
でも賢そう」と
そして
フゥちゃんが我が家に来て
一年経った頃
預りの保護っ子ではなくて
我が家の子として迎えました
必ず幸せにすると
フゥちゃんに約束しました
お姉さんが買ってくれた
うちの子記念のケーキです
うんめー
お父さんは
沢山お八つを買ってきて
お母さんが見ていないと
一度に３つもあげていました
お姉さんは
トマトジュースや
蒸しササミジュレ
果てはエゾシカの角まであげて
お兄さんは
歯磨きガムや
ヨーグルトをあげていました
お母さんは
しみったれで
ほんのちょっとのご褒美しかあげませんでした
その上
みんながおやつをあげるからと
こっそりご飯を減らしていました
気に入らない
悔しい
まあまあ
そう言わずに
フゥちゃんが幸せだったかは
私達には分かりません
でも一つだけ
守った約束があります
それは
絶対にフゥちゃんより先に死なない
最期は必ず
家族で看取ること
フゥちゃんを
独りぼっちで逝かせなかった
それだけは良かったと思っています
フゥちゃん、フゥちゃん
我が家に来てくれて
本当に有難う
みんなフゥちゃんが
大好きでした
宇宙一の愛と感謝を込めて
フゥちゃん
また会おうね
ポチっと押してね
※
亡くなったフゥちゃんの写真が続きます
お気持ちの負担になる方は
どうぞスルーなさって下さい
フゥちゃんが亡くなって
一所懸命清拭をしました
元々が
顔を触られるのが嫌いだったので
具合が悪くなってからは
なおの事
顔を拭かせませんでした
お湯でふやかしたり
顔のお手入れ水で
擦って見たりしたのですが
なかなか手強かったです
娘も上から下りて来て
私よりもっと綺麗にしてくれました
体を動かしたら
驚くようなウンチをしていて
大量のチッコも
出続けました
娘は褒めました
「フゥちゃんは偉いねぇ
ちゃんと自分で綺麗にしているんだもの」
綺麗なフゥちゃんになって
お花で包みました
我が家の庭の撫子も
フゥちゃんに飾りました
残念ながら花が多すぎて
撫子は何処だか分らなくなりました
葬儀場の方が
お八つやご飯なども
持たせてあげていいですよと
おっしゃって下さったので
あれやらこれやら
並べました
フゥちゃんは
食べるの大好きだったものね
・・・・・・・・・・・
お父さんと
お母さんと一緒に
我が家に帰って来たフゥちゃん
もうちょっと
一緒に居ようね
ポチっと押してね
連れ合いは
フゥちゃんが大好きでした
フゥちゃんは
とにかく外が嫌いで
室内ばかりにいたので
なんとか陽の光を浴びさせたくて
よく抱っこで庭に出たり
公園に連れて行ったりしていました
フゥちゃんは
どう思っていたでしょう
迷惑だったでしょうね
今年の桜も
見に行ったねぇ
ほらほら満開だよ
綺麗でしょう
ツツジと一緒に
記念撮影
フゥちゃん
見えるかなぁ
お父さんが育てている
撫子だよ
連れ合いは
この花を数輪つんで
フゥちゃんの旅立ちの時に
そっと備えてあげました
フゥちゃん
お父さんは寂しいよ
皆様のコメントを
有難く読ませていただいています
優しいお気持ちに触れるたびに
胸がいっぱいになって泣いてしまい
お返事が書けずにいます
どうぞお許しください
ポチっと押してね
フゥちゃんは
お兄さんが好きでした
お兄さんが撫でた時だけ
喜んでお開きしていたフゥちゃん
辛くて横になっている時でも
お兄さんんがそっと撫でると
前足をあげて
お開きさんになろうとするのです
お兄さんがあわてて
いいよ、いいよ
無理しないでと
そっと前足を握って
静かに降ろしてあげたのです
最後の四日間
お兄さんと一緒の写真がありません
撮らないで、と
お兄さんは
自分が写したスマホの
最後の四日間分の写真も
消去してしまいました
（具合が悪くなる
数日前の写真です）
いままでありがとう
でも辛いよ
フゥちゃん
ポチっと押してね
金曜日の事です
見守りカメラのフゥちゃんが
あまりにもつらそうなので
夜の１２時近くに
娘がバイクでやって来ました
フゥちゃん
お姉さんが来たよ
お姉さんは
病気の人に慣れているから
安心してね
離れたところで
キツそうな姿を見るのは
耐えがたい辛さです
特別な何かが
出来るわけではありませんが
せめて側にいてあげたかった
いえ
側にいたかったのです
フゥちゃん
フゥちゃん
せめてそっと
撫で撫でさせてね
フゥちゃんは
お姉さんが好きでした
仕事から帰ってくると
バイクと玄関の物音で
ドアまでお迎えに行きました
具合が悪くても
お姉さんが部屋に入ると
お姉さんにゆっくりと
近付いて行きました
フゥちゃん
来ないでいいよ
お姉さんがそっちに行くから
フゥちゃんは
日曜日の夜まで
こうしてお姉さんを
待ったのでした
ありがとう
でも悲しいよ
ポチっと押してね
フゥちゃんは
木曜日の朝具合が悪くなり
月曜日の未明に旅立ちました
フゥちゃんは保護した時から
肝臓の数値がちょっと高めでした
それでも体調に全く問題がなく
そのころは眼に問題があって
そちらが優先でした
眼の手術をした後はいたって健康
肝臓は時々血液検査をして
経過観察で済んでいました
生来丈夫な子だったのでしょう
以下の写真は
日曜日のものです
辛そうですが
寝たきりではなかったのです
フゥちゃんは
お腹を壊すこともなく
咳をすることもなく
足腰が弱る事もなく
本当に元気な子だったんです
それなのに
木曜日の朝
フゥちゃんがハアハア言うなんて
明らかにおかしい
急いでいった病院で告げられたのが
まさかの肝臓癌
フゥちゃんは年寄りなので
最期を迎える時はどうなるのか
いつも連れ合いと話していました
ああしよう、こうしよう
とにかく悔いのないように
それでも１６歳での癌宣告
想像だにしない
全くの不意打ちでした
もしかしたら
保護した時には
癌が出来ていたのかもしれません
でも丈夫なフゥちゃんは
ずっと癌と共存していて
この歳になって
ついに限界に来たのでしょう
分かった時は
一刻の猶予もない状態だったのです
手術はしないと決めました
体は辛かったでしょうが
金曜，土曜までは
僅かでも食べ物を口にしていたのです
でも日曜日は
一切拒否でした
顔を背けて
明確に拒否したのです
今まで出なかったウンチを
２度コロンとしました
ああ
フゥちゃんは
準備しているんだ
覚悟しました
そして
私は
お風呂で一人で泣きました
フゥちゃん、頑張りました
最後まで
一所懸命歩いて
お水を飲みに行き
ちゃんとシーツまで行って
チッコをしました
偉いよ、フゥちゃん
だけど
頑張らなくてもよかったのに
頑張ってほしくなかったよ
ポチっと押してね
我が家の息子
フゥちゃんが
今朝３時前に永眠いたしました
最後は苦しそうだったので
悲しみよりも
ホッとしています
もうこれで
苦しくないね
よかったね
今日の午後
メモリアルセンターに行ってきます
ポチっと押してね
土曜日の午前中
連れ合いは
昨日のチッコの結果を
聞きに行きました
尿が真っ黄色で
怖くなるほどですが
数値はさほど悪くなく
回数が少ないので
濃い尿になったようです
その他の心配事も
尋ねてみました
原因が分からず
苦しんでいる吐き気ですが
先生の考えでは
やはり腫瘍に押され
胃が気持ちが悪いのではないか
胃液が上がると
食道炎になってしまうので
なるべく食べさせるようにとのこと
原因はともあれ
フゥちゃんは吐き気で苦しんで
最後は疲れてハアハアしながら眠る
その繰り返しです
そんな状態なので
せめて夜だけでも
安定剤のようなもので
眠る事は出来ないかと相談したのですが
肝臓に問題があると
それも難しいようです
肝臓は
体内のすべての毒を
浄化するところ
薬は毒と隣り合わせ
頑張って負担になって
かえって苦しくなるかもしれない
そうだとしても
もしお薬を飲んで
残り時間が少なくなっても
数時間おきに
吐き気で苦しんで
その後疲れ果てて眠るのと
どちらがいいのか
やっぱりちょっとでも
側にいて欲しい
それが今の私の
正直な気持ちなのですが
辛いね
ポチっと押してね
お休みで行けなかった
いつもの病院へ行ってきました
前日の検査結果のディスク
（正式名称が分かりません
レントゲンやエコーの
映像が入っている物）
それと血液検査の結果のコピーや
注射の内容のメモなどを
持って行きました
主治医は
前回の血液検査と比べながら
説明してくれました
そして想像通り
手術には反対でした
「この状態では
転移の可能性すらある
おそらく検査の段階で
死んでしまう」と
はっきり言われてしまいました
今の段階では
とにかく苦しくなく過ごす事
しかし
吐き気が酷い理由がはっきりしない
それと
肝臓には栄養が必要
食べられそうならなんでも上げる
サポート缶でも
リキッドでも
総合栄養のチュールでも
なんでもいい
「幸い酸素の数値がいい
この子は偉いね」と
褒めてもらいました
おそらく
私たちを慰めてくれたのでしょう
病院から帰ってから
まもなく
大量のチッコをしたので
連れ合いが
早速持っていきました
今日
結果を聞きに行きます
とにかく吐き気が酷くて
苦しそう
散々えずいた後に
疲れて眠る
そんな状態を何とかしたい
夜だけでも
眠れるように
した方がいいのか
それも相談しようと思います
フゥちゃん
フゥちゃん
みんなそばにいるからね
ポチっと押してね
