お久しぶりです!!
まさか2ヶ月ぶりの記事になるとは思ってませんでした...
前回の記事では起業したいぜ!!ってことについて書いてたんですが、今回は自分の話をしようと思います。
私はこの春から障がい者の方の生活支援員として働いています!
で、このブログを作った当初はどんな仕事をして、どんなことを感じたか、日記的に書こうと思ってたんですが、それってプライバシーとかの面から勝手に書くのは色々まずいのでは...?と思ったので、何をどう書いていくか迷ったんですよね(アホ)
でも、仕事に関することは置いといて、発見とか自分の価値観が変わったな〜って話なら大丈夫なのでは!?と最近思いついたので、その話を書いていきますね!
前回も書いてしまったかもしれませんが、私は小さい頃から絵を描くことやものづくりが好きで、就活も最初はデザイン系で探していました。
でも、志望理由を考えている時、いつもなんか装ってる感があって、心からのものではないなとなんとなく違和感がずっとありました。
というのも、私自身は自分の持っている世界観をずっと好きだと思って、その世界観を形にするために作品を作ってきていたので、企業のイメージをメインに、自分の世界観を封印してまでものづくりをしたいとは思えなかったんです。
この気持ちを抱きつつも、自分の気持ちとは矛盾している志望理由で就活していたので、当然ながら気持ちがこもるはずもなく、うまくいきませんでした。
それに、自分は1人のクリエイターとして自分の世界観で作品を発表し続けていたわけでも、めちゃくちゃ評価されていたわけでもないので、どこかの企業に属すことで、ものづくりを仕事にしていけるような平凡な人間です。
そんな中、家で飼っていた猫が病気で弱ってきて、家族みんなで介護する日々を送っていました。
あまりご飯を食べられない日々が続いていたので、移動するにも誰かが付き添う必要があるほどフラフラの状態でした。
悲しいことに、2種類の病気を患っていたのですが、その病気がお互いに悪化させ合うようなもので、治療も望ましくなく、残りの数ヶ月の人生を自然な状態で過ごすことが最善といった感じでした。
この猫ちゃんは元気な時はよく窓際に行って外の空気や音、景色を楽しむことが日課だったので、フラフラな体になっても窓際によくいきたがっていました。
もちろん、限られた人生を少しでも楽しく過ごしてもらいたい、という家族一致の思いで、手が空いてる人が付き添いに行くといった感じでした。
この付き添い係を私はよくしていたのですが、猫に付き添っている間は、危ないのでそばから離れることができないので、長時間自由はなくなります。
でも、私は全然かまいませんでした。
残された時間の少ない猫のために少しでもなれるなら、自分の時間が消えることなんてあまり惜しくありませんでした。
そんな中で、私は「これだ!」と思いました。
自分が仕事にしていきたいことは、自分の世界観を認めてもらうことではなく、「誰かのために”直接”力になること」だと気づきました!
デザイン系をはじめとして自分が漠然と抱いていた仕事のイメージは、モノやサービスを通して間接的にお客様のためになるものが多い印象でしたが、自分の為すことをもってして直接相手の力になることの方が、自分は心からやりたい!と気づけたのです。
猫が病気で亡くなってしまったことはものすごく悲しくて、今でもどこか引きずっているところがあるのですが、自分にとってかなり意味のある体験だったなと強く思います。
また、趣味と仕事は分けるべきだと元々思っていたことも思い出せたので、絵は趣味で自由にやっていくことに決めました。
それに、”デザイン”の考え方は、最近ではいろんなものに”デザイン”という言葉が使われているように、どんな分野でも活かすことができるものだと思いますし、デザインで解決できる問題もたくさん残っていると思います。
これを機に、私は福祉の仕事に興味を持つようになりました。
ちょうど近い日にちに福祉職の合説があったので、行ってみることにしました。
そこで、いろんな法人様のお話を聞けて、また、自分自身がなんでこの仕事に興味を持ったのか、聞きにいく先々で聞かれるのですが、「相手に直接寄り添うことのできる仕事がしたい」という新たに考えた志望理由には嘘がないように心から思え、自信を持って話すことができました。
つい、就活を進めていく中で、自分は「どんな仕事がしたいか」で考えていたのですが、正直自分はなんでも興味を持って楽しめる方ではあるので、説明会も業種関係なくなんでも聞きまくっていたのですが、「どうやって働いていきたいか」が自分にとって肝だったのだと気づきました。
福祉職といっても、障がい者支援と高齢者の方の介護職の2種類ありますが、私はこれまで学んできた芸術分野のことも活かせそうな障がい者支援の仕事を選びました!
元々、障がい者アートに興味があり、街中で見かけた時にはなぜかいつも惹きつけられていたので、触れることのできる機会を得られたのだとすごく嬉しくなりました!!
その中でも、説明をしてくれた方の人柄に特に惹かれたところに入社し、今はそこで働いています。
で、まだ入社して2ヶ月も経っていないのですが、今のところ大正解だったと思っています!
今まで触れる機会のほとんどなかった、おそらく自分から関わりにいかないと一生理解することはできなかったかもしれない、障がい者支援の世界は、自分にとって完全に未知の世界です。
そんな人たちのことを理解する機会を得られたことに、純粋に嬉しく思っています!
毎日新鮮で楽しいです!
正直なところ、未知の世界すぎてすぐ辛くなるかと思ってました笑
でも、元々あれこれ理由を考えることが好きなので、利用者の方の行動の理由などを考えることが、単純なことではないがゆえに、結構考え甲斐があってこれも楽しいんですよね。
また、日常の中でほとんど接することのない分野だからこそ、それこそデザインで解決できる問題もたくさんあるのではないかと思い、開拓し甲斐があるなと思っています。
あとやっぱり、みなさんとても力強い作品を描かれているんですよね
自分が惹きつけられていたのは、この絵から感じるエネルギーだったのかもしれないと思いました!
あと、スタッフの方がみんな優しい...
いつもむしろたくさん質問してくれ!とよく言われます笑
まあ、入社したてだからかもしれませんが...笑
あと競争社会ではないので、自分のペースで仕事できることが本当にありがたく思っています!
何においても私は順位とかめちゃくちゃ興味ないんですよ...負けたからって何かそんな変わるか?と思ってしまうので...笑
あと見てる限りは残業もあっても大した長さではなくて割とみんなスッと帰ってそうな気がします。
まあ、そういう業種でもなさそうな気はしますが。
正直、今月5月って5月病と言われているように、仕事が嫌になって絶望しか無くなってそうだと思ってました。
でも、土日に仕事のことが頭をよぎってもあまり苦じゃないですね。
まあ、失敗したことが頭をよぎるとさすがに辛いですが...笑
そんな感じで、入社して2ヶ月目、これまでの人生においての専門外の分野で楽しくやってるよ〜という話でした!!
前回書いた、アートの支援をしていきたいという話も、きっかけは就活時の理由に近いと思いますし、できれば障がい者の方も楽しめるようなものにしていきたいんですよね!
とはいえ、一人一人違う接し方で、時間をかけて理解して信頼を得ていくものなのではないかと思っているので、今後仕事をしていく中で方法をじっくり考える必要があるとは思っています。
ただ、純粋な「絵を描きたい!」という衝動を大切にし続ける仕事をしていきたいという気持ちは変わらないと思います。
AIアートが話題になっている今だからこそ、アートのあり方が問われるのではないかと思いますが、自分は作品の出来よりも「描き手の気持ち」を尊重していきたいです。
結局は描きたいという気持ちがないとできないものだと思うので、そのアートにおいてのスタート地点は絶対に守っていきたいです。
ひたすら文字だけで長くなりましたが、自分の仕事の話はこんな感じでした!
ここまで読んでくださりありがとうございました!!
今後何書こうかな...デザインとかシステムの案とかかな...(考え中の絵文字が欲しかったんですがないのか...笑)
もっと更新頻度上げたいですね!!では!