今回は「停止距離と車間距離」をテーマとしてお送りします。
◎「車は急に止まれない」
停止までには、
①運転者が危険を感じてからブレーキを踏み、ブレーキが実際にきき始めるまでの間に車が走る距離(空走距離)と、
②ブレーキがきき始めてから車が停止するまでの距離(制動距離)
とを合わせた距離(停止距離)を必要とします。
目安として、
20km/h⇒9m
40km/h⇒22m
60km/h⇒44m
80km/h⇒76m
100km/h⇒112m
必要となってまいります。
◎注意点
●運転者が疲れているときは、危険認知判断が遅れるため、空走距離が長くなります。
●路面が雨にぬれ、タイヤがすり減っている場合の停止距離は、乾燥した路面でタイヤの状態がいい場合に比べて2倍程度に延びることがあります。
●天候、路面やタイヤの状態、荷物の重さなどを考え、前の車が急に止まっても、追突しないような安全な車間距離をとる必要があります。
ご不明点等ございましたら、何なりとお問い合わせください。
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